メジャーリーグ選手会、リーグ側のサラリーキャップ提案を「あらゆる面で最悪」と猛反発
メジャーリーグベースボール(MLB)の選手会(MLBPA)は、リーグ側が提示したサラリーキャップ(年俸総額の上限)およびペイロール・フロア(年俸総額の下限)の提案を拒否した。選手会側は、この提案によって選手側の収入が約5億ドル削減され、契約の完全保証が失われ、競争が阻害されると主張している。一方、リーグ側は、このプランは収益を50対50で公平に分配するものであり、導入1年目には選手の総報酬が増加すると反論している。
MLBPAの暫定エグゼクティブ・ディレクターを務めるブルース・マイヤー氏は6月1日(月)、もし選手側がリーグの提案を受け入れれば、メジャーリーガー達は5億ドルの減給を強いられ、契約の一部が非保証(保証なし)になると語った。「これは我々の労働組合が何十年にもわたって戦い、抗ってきたものだ。すべてのレベルの選手にとって不利益になると信じているからだ」とマイヤー氏は述べ、サラリーキャップの概念に対する強い反対姿勢を説明した。「金銭面だけでなく、自由にとっても、競争にとっても悪影響だ。真の意味での『契約の完全保証』が消滅してしまう。我々の見解では、ファンにとっても選手にとっても悪であり、特に中間層の選手にとって最悪なものだ。……根本的に、このシステムは競争を阻害するものであり、組織化された不当な共同行為(カルテル)の一種である」
ニューヨークで火曜日から始まる四半期オーナー会議を前に、「NFL、NBA、NHLのようなサラリーキャップの導入を狙うオーナー側が、ロックアウト(リーグ閉鎖)を盾に脅してきても、選手会は決して屈しない」という団結力をどう証明するのかと問われると、マイヤー氏は組合の強さを改めて強調した。
「我々の組合がバラバラになったことは一度もない」とマイヤー氏は言う。「これからも絶対にない。我々の歴史から(選手会が屈するという)間違った教訓を得ようとするなら、それは大間違いだ」
「野球界の選手が、サラリーキャップという究極の制限を持たない唯一のスポーツであり続けられているのは、我々の選手が常に最も固く団結してきたからだ。そして、それはこれからも変わらない」
MLB players union soundly rejects league’s salary cap proposal as bad in every wayMajor League Baseball players would be taking a $500 million pay cut if they accepted the proposal for a salary cap, the…
海外の反応
俺の応援してるチームが強くなった瞬間にロックアウト(ストライキによるリーグ閉鎖)とか勘弁してくれよ(ホワイトソックスファン)。
モントリオール・エクスポズ(現ナショナルズ)の悲劇再来か。
ってことは、シカゴ・ホワイトソックスは今年中にワールドシリーズ勝っとかないとな。
ようこそ、絶望の沼へ。
ぶっちゃけ、あの時は俺らも同じ目に遭ったからな。94年はホワイトソックスとエクスポズのどっちが世界一になってたかで、今でもネットでレスバが起きてる。
94年のエクスポズ対ホワイトソックスな。古参の野球ファンなら誰もが知ってる幻のカードだわ。
ロックアウトは初めてか?力抜けよ。
94年のホワイトソックスはマジでバケモノ揃いだったし、ア・リーグの本命だったんだ。
当時俺は6歳だったけど、親父がめちゃくちゃガッカリしてたのを今でもハッキリ覚えてる。
93年のア・リーグチャンピオンシップに出て、そのまま94年に向けて完全に勢いに乗ってたからな。もしシーズンが続いてたらと思うと、本当に悔やまれる。
なんならロックアウトを今シーズンに前倒ししてくれない?勝てないチームのファンからの切実なお願いなんだけど。
最近「2022年みたいなロックアウトで済むんじゃね?」って楽観視し始めてる俺がいる。つまり、春のオープン戦は潰れても、レギュラーシーズンは無傷でいけるっていう希望的観測なんだけど……甘いかな?
シーズン丸ごと潰れる覚悟をしておいた方が精神衛生上いいぞ。それよりマシなら儲けもの、くらいに思っておけ。
今回はマジでドロ沼化するぞ。両者とも絶対に譲れない一線を引いてて、その溝が深すぎる。
お前、ロックアウトの交渉を見るの初めてか?土壇場のギリギリまでこういう最悪な雰囲気になるのがいつものパターンだろ。
ほんそれ。
お前の意見も分かるけど、前回のロックアウト以降、球団オーナーの質が根本的に変わった気がするんだよね。今のオーナーは、先祖代々の資産が球団経営っていう家族経営のパターンはほぼ絶滅した。今はプライベート・エクイティ(投資ファンド)とか、ビジネス目的の小口投資家ばっかりだ。球団を持つこと自体がただの「投資」なんだよ。つまり、もともと別のビジネスで大富豪になった奴らが、さらに資産を増やすために球団を買ってる。
これがどう転ぶかは分からんけど、少なくとも昔の無能なワンマンオーナーたちよりは、ビジネスの損得勘定が冷徹にできる奴らばかりなのは確かだ。
>さらに資産を増やすために球団を買ってる
投資目的で買ってるなら、なおさらシーズンを丸ごと潰すなんてビジネス上最悪の選択肢だろ。
サラリーキャップ(年俸総額の上限)が導入されれば、球団の資産価値は跳ね上がるからな。年俸をケチりたいからじゃなくて(実際、今出てる最低保証額の案だと全体の年俸総額は少し上がる)、コストの予測可能性と経営の安定性が手に入るからだ。
投資っていうのは、リスクが高くて変動が激しいほど買い手がつきにくくなって価値が下がる。逆に、安全で先が読める投資なら買い手が殺到して価値が上がるんだよ。
収益分配で収入が安定して、サラリーキャップで支出の予測が立つ。
選手会が声明で「球団の資産価値」について突っ込んでるのは、まさにこの仕組みのことだ。
オーナー側からすれば、これを手に入れるためなら、数十試合ぶんの収入が消えるリスクを背負う価値はあると考えてるはず。ただ、今の野球界の成長にブレーキをかけるリスクは冒したくないだろうから、レギュラーシーズンが潰れる前に合意するとは思うけどね。
俺が球団経営に疎いだけかもしれないけど、前回の2021年からそんなに激変したか?いくつかのファンドが何チームかに投資したのは知ってるけど、たった5年で「根本的に変わった」と言えるほどじゃない気がする。
前回のロックアウトがどれだけ最近のことか分かってないのに、ドヤ顔で長文書いて大量に「いいね」貰ってるの、マジでネット掲示板って感じで草生える。
機構(MLB)側がこの早い段階であれだけ高いサラリー・フロア(最低年俸総額)を提案してきたってことは、最終的にはまとまるだろ。選手会はこれから世論を味方につけるのが難しくなるぞ。一般のファンは試合が見たいだけで、金の裏事情なんてどうでもいいんだから。
>一般のファンは試合が見たいだけで、金の裏事情なんてどうでもいい
あと、ガチガチの上限(ハードキャップ)が出来るのは、オーナーだけじゃなくて多くのファンにとってもメリットがあるからな。キャップのおかげでリーグ全体の戦力が均衡する(あるいは機構がファンにそう信じ込ませる)なら、それに反対して戦う選手会はファンから悪者扱いされる運命だわ。
まるで提出期限ギリギリまで宿題をやらない俺らみたいだな!
94年はロックアウトじゃなくて選手側のストライキだったけど、結局お互いが妥協しなかったせいでワールドシリーズが消滅した。
シーズンが丸ごと消える前例は、すでにあるんだよな。
94年の悲劇は、その数年前にフリーエージェントを妨害しようとして制裁を食らったオーナー連中が、MLB事務局を乗っ取って身内のセリグをコミッショナーに据えたのが発端だからな。選手会をぶっ潰して自分たちの思い通りにするのが目的だった。最初から選手側と交渉する気なんてサラサラなくて、裁判で負けてようやく席についたレベル。
今回はお互いに歩み寄る余地はあるし、争点は「上限・下限を厳格にするか緩くするか」ってレベルの話だから、数字の調整さえつけば解決するはず。
94年のストライキは野球界に致命的なダメージを与えたから、そのおかげでNBAやNFLのロックアウトが何十年も抑止されたレベル。あの年はシーズン収入が消えただけじゃなくて、ファンの観客動員数やテレビ視聴率、球団価値のすべてに何年も悪影響を残した。その隙に他のスポーツリーグにファンのシェアを奪われたしな。
そう、あれはスポーツ界の歴史に残る大惨事だった。98年にソーサとマグワイアの歴史的なホームラン王争いがあって、ようやくファンが戻り始めたレベル。当時は球団の平均価値が1億4000万ドルだったけど、今は30億ドルを超えてる。
あの地獄を知ってるからこそ、今回はシーズンが全滅することはないと断言できる。オーナーも選手も、シーズンを失うくらいなら現状維持の方がマシなのは分かってる。デッドラインが過ぎるまでは「交渉決裂だ!」ってお互いにメディアで殴り合うだろうけど、最後は双方がしぶしぶ妥協案にサインするよ。
最初の声明文を真に受けて「もう交渉決裂だ」とか言ってる奴らはどうかしてる。これはただのビジネスの交渉だぞ。ゲームのトレード交渉じゃないんだから。お互いに自分たちの有利な環境を作って、相手にプレッシャーをかけるために大口を叩いてるだけ。最初から「譲歩する用意があります」なんて言ったら負けだろ。
ビジネス交渉の王道だな。まずは絶対に無理な最大要求をふっかける。どうせ言った通りには通らないから、最終的に真ん中で着地させるためのハッタリ。
メディアの煽り方が一番イライラするわ。労使交渉なんて本来は地味で複雑だから、普通に報じても数字が取れない。だからすぐに「シーズン全滅か!?」みたいな過激な煽りに走る。それに踊らされたファンがネットで不安を拡散して、結果的にメディアの思い通りになってる。この段階で騒いで得をするのは、アクセス数が欲しいメディアだけだ。
もしこれで野球界の歪んだ経済構造が根本から変わるなら、何試合か潰れても俺は喜んで受け入れるわ。
100%同意。リーグの3分の2 of チームに、シーズン前から「今年はワンチャンいけるかも」って思える希望が必要なんだよ。今は金満球団じゃない限り、何十年に一度の奇跡の世代が揃って、2年くらいの短いウインドウ(優勝の勝負期)にかけるしかない。そんなの大多数のファンにとって冷めるし、若いファンの野球離れの原因になってる。
(補足:ただし、スモールマーケット(地方の貧乏球団)でありながら、常に上位に食い込んでくるクリーブランド、タンパベイ、ミルウォーキーという本物の変態フロント陣は除く)
もしあいつらにサラリー・フロア(最低年俸額)の義務化で金を持たせたら、マジで大帝国が誕生するぞ。想像しただけでヤバい。はよ下限を導入してくれ。
下限ができれば、生え抜きのスター選手をFAで流出させたり、トレードで売り払ったりしなくて済むようになるな。うち(クリーブランド)のオーナーがFA市場で札束ビンタの争奪戦に参戦するとは思えないけど、育てた選手を引き留めるための資金にはなる。若手中心の育成方針はブレないだろうしね。
調停期間が終わった後もスター選手を引き留められたら最高なんだけどな。クリーブランドが1948年に優勝して以来、その3チームのどれも世界一になれてないのが現実。地方の超優秀なフロントがこれだけ頑張っても、80年間リング無しだぞ。
ツインズも結構頑張ってるだろ。過去31年間で、ガーディアンズ(旧インディアンス)が地区優勝13回、ツインズが9回。残りの3チームが合わせて9回だ。面白いことに、この地区でワールドシリーズを制覇したのはホワイトソックスとロイヤルズだけっていうオチだけどな。
2014年と2015年のロイヤルズ旋風はマジで熱かったな。
今年40歳になるオリオールズファンだけど、最後にうちがワールドシリーズに出たの、俺が生まれる数年前だからな。マジで発狂しそうだわ。
俺が7、8歳くらいの時に一瞬強くて、24、25歳の時にもう一度チャンスがあったけど、ファンをやってる残りの30シーズン以上は基本的にずっと暗黒期。
今じゃ12〜15ドルの格安チケットすら買えなくなったし、俺らは一体何に金を払わされてるんだ??
オーナーどもは過去最高の収益と視聴率でホクホクのくせに、テレビ放映権の契約更改を控えてるからって「シーズンが潰れるかも」って大衆を脅してるんだよ。
本質はシンプル。オーナー達は右肩上がりの選手年俸を抑え込みたいだけ。それが自分たちの損益計算書に直結して、ひいては球団の売却価値に影響するからだ。
「リーグの戦力均衡のためにサラリーキャップが必要だ」なんてオーナーの綺麗事を本気で信じてる奴は、エンゼルスのモレノとかパイレーツのナッティングの顔を見てからもう一度言ってくれ。
お前がオーナーの動機を邪推したいのは分かった。
概念、市場規模の格差と経済学の原理っていう客観的な現実もあるだろ。
なんで「どっちか片方だけ」にしたがるんだ?
オーナーが球団価値を上げたいと思うことと、野球界全体を大きくしたい(結果的に自分の資産が増える)と思うことは、両立するだろ。
逆に、キャップ(上限)以外の選択肢って、結局は全部「ぬるい上限(課徴金制度)」のマイナーチェンジでしかない。もし双方が「スモールマーケットの格差と収益に問題がある」と認めるなら(実際認めてる)、キャップもどきの複雑な制度にするより、ガチのキャップを導入した方が圧倒的に効果的で管理もラクなんだよ。
今回の選手会の声明はかなり強気だし、コミッショナーのマンフレッドの会見も控えてる。すでに不穏な空気だけど、これが来年の1月になったらどれだけ地獄になってるか想像もしたくない。
選手側のメディア戦略がうまくいくかと、あとはドジャースがワールドシリーズを勝つかどうかで流れが変わるな。
もし選手会がヘマをして、さらにドジャースが優勝してみろ。「サラリーキャップを導入しろ」の大合唱が強すぎて、選手会は完全に押し切られるぞ。
ドジャースが3連覇なんてしたら、オーナー側にとってはサラリーキャップの必要性を証明する最高のプロパガンダ(宣伝材料)になるな。
選手会は今すぐ全チームで団結して、労働組合の未来のために「ロイヤルズ対パイレーツ」のワールドシリーズを裏で仕込むべき(笑)
去年のドジャースの優勝で、良くも悪くも(いや、良い意味で)全員の運命が決まった感はある。
あの大谷翔平の契約は……あらゆる意味で最悪の極みだ。スポーツの存在意義そのものを舐めてる。
会計上の数字をいじくって、大谷を実質「タダ」でプレーさせるためにあらゆる手を尽くしてるからな。
大谷の契約が贅沢税の計算にどう影響するか、1ミリも理解してない素人の意見で草。
あの後払いはカリフォルニア州の高い税金を回避するためのものだ。贅沢税の計算上は、現在の価値に換算された金額がちゃんとチーム総年俸にカウントされてるし、ロサンゼルスは今シーズンも、精度、今後の大谷の契約期間中も、莫大な贅沢税をリーグに払い続けるんだよ。
あと、大谷は契約の柔軟性っていう意味で完全に「規格外のバケモノ」だってことを忘れるな。あいつはスポンサー収入だけで末代までの富を築いてるから、年俸1円でプレーしても痛くも痒くもない。ちなみにオーナー側のサラリーキャップ案でも、その後払い契約の禁止については一切触れられてない。過去の労使交渉で規制しようとして失敗したから、オーナー側もとっくに諦めてるんだよ。
実質タダとかデタラメ言うな。大谷の契約はちゃんとチームの年俸上限にカウントされてるし、ドジャースは今すぐその資金をエスクロー(第三者預託口座)にキャッシュで入れなきゃいけないルールだ。一括で払うよりはキャップへの負荷やキャッシュフローは抑えられてるけど、「タダ」で使えてるわけじゃ絶対にない。
俺はもう2027年に向けて、日本のプロ野球の推しチームを決めたわ。
一応言っとくけど、オーナーと選手会が合意すれば、新しい労使協定が決まるまで「とりあえず現行のルールのまま来シーズンを戦う」ことは可能なんだ。
それをオーナー側がわざわざロックアウト(締め出し)するのは、選手への兵糧攻めだよ。収入が止まれば生活が苦しくなる選手が折れるのを狙って、痛くも痒くもない大富豪のオーナーどもが仕掛けてるだけ。
いや、それより「94年みたいにレギュラーシーズンの途中で選手にストライキを起こされる」っていう最強の切り札を、先に封じ込めたいからだろ。
それを暫定合意の条件に組み込めないのかな?
「オーナー側は前回のルールのまま試合を開催することに同意する。その代わり、選手会(MLBPA)はシーズン途中でストライキを起こさず全試合を消化することを約束する」みたいな感じで。
もし選手側がシーズン途中でそれを破ってストライキに突入した場合のペナルティを設定しなきゃいけないけど、そんなの不可能だろ。オーナー側が不誠実な交渉をしてるって選手側がキレた時に、どうやってストライキを止めるんだよ。
みんなテニスを見ようぜ。野球のシーズン中にグランドスラム(4大大会)が3回もあるし、その間にも小さいトーナメントが山ほど開催されてるぞ。
地獄みたいな提案でワロタ。野球の試合なら1シーズンに何百回もグランドスラム(満塁ホームラン)が見られるわ。
楽観的すぎる。野球は他のスポーツに比べて、明らかにオーナー側の方が立場が強いんだよ。球団価値はバブル状態だし、ローカル局との放映権問題のせいで他のスポーツほどテレビマネーが美味しくなくなってる。それに収益分配のせいで金持ち球団ほど損をする構造だ。球団の資産価値(パドレスの売却以降)は急激に上がってる。ぶっちゃけ、野球の完全保証契約のせいで、どの球団も不良債権(働かない高額選手)を大量に抱えてろ。今の野球人気に水を差すのは痛いけど、オーナー連中にとってはそんなの関係ないんだよ。
選手会(MLBPA)がちゃんとしたメディア戦略を練っててくれることを祈るわ。この掲示板の外に出たら、世間の一般的なファンのほとんどは「サラリーキャップ導入なんて当然だろ」って思ってるからな。
