歩くか三振か、さもなくば特大弾を放つ強打者
今季シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆は、打席の61%で三振、四球、あるいは本塁打を記録している。同時に、メジャーリーグで最も生産性の高い打者の一人となっている。昨冬、シカゴ・ホワイトソックスが日本人の強打者、村上宗隆と契約した際、球団側は彼が驚異的な頻度で三振を喫する傾向にあることを十分に承知していた。ただ、それを補って余りあるほどの本塁打を放つことを期待しており、30本程度打てば十分だと考えていた。
どうやら、それは問題にならなそうだ。現在のペースでいけば、夏休みが始まる前にその目標に到達する可能性がある。
26歳の新人一塁手である村上は、今季すでに12本の本塁打を放っている。5月21日の時点でアーロン・ジャッジと並びメジャー最多タイであり、開幕1カ月の時点でシーズン63本ペースを維持している。しかも、それらは決してぎりぎりの当たりではない。
ホワイトソックスのクリス・ゲッツGMは「フェンス際で入るような当たりは一本もない」と語る。
しかし、村上の並外れた才能は、彼を特異な存在にもしている。実際のところ、外野スタンドの最も深い場所まで飛んでいく壮大な放物線を描く以外、村上はそれほど多くのことをしていない。
二塁打や三塁打はまだ一本もなく、キャリアの開始から他の長打を記録する前に10本以上の本塁打を放った選手としては、少なくとも1900年以降で初となった。単打はわずか14本で、打率は.236にとどまっている。そして、太平洋の向こう側から前評があった通り、三振は異常なほど多い。正確には46三振を喫しており、年間240三振という驚愕のペースとなっている。 wsj.com
海外の反応
もう十分見たわ。おかえりアダム・ダン。
ホワイトソックスのファンはこのタイプで満足してるわけ?
そりゃあな。
2011年のアダム・ダンは打率も残せない、ホームランもそんなに打たない、走塁はゴミ、守備は使い物にならないって散々な奴だった。翌年は少し打率がマシになってホームランも量産したけど、相変わらず走塁はゴミで守備も救いようがなかった。
もし村上が今年40本打つなら、ダンの4部門のうち3つを上回って、残り1つも同等になる。しかも村上の方が若いしコスパもいい。
妥当な分析だな。
上回る3つってどれだよ?村上の守備については全然知らないんだが。
打率、走塁、守備だ。
ダンはどこ守らせても無理だったけど、村上は今のところ一塁で最低限の仕事はしてる。ダンは足も遅いし走るのを極端に嫌がってたけど、村上のスプリントスピードは平均レベルにあるからな。
今の時点で守備を比較するのはダンにちょっと酷じゃね?村上は26歳でファースト。一方レッズ時代のダンは外野をやらされてたし。あのでかい体で9年間も外野を走り回ってボロボロになった後、30歳のワシントン時代にようやくファーストがメインになったんだから。
みんな忘れがちだけど、ダンは通算462本塁打でOPS .853だぞ。最初からファーストかDHで固定されてりゃ殿堂入り論争に食い込むレベルだったはず。
ここで言ってるのはホワイトソックス時代のダンな。特にあの悲惨だった2011年。DHとして契約した奴がその年、球界ワースト3に入るレベルの低打率(しかもチーム内でもwOBAワースト2位…)だったら絶望するだろ。
ナショナルズ時代みたいに打ってくれてたら、ファンも大喜びだったんだけどな。
正直、村上に失礼だわ。アダム・ダン(打率.237)は当時のリーグ平均(.260前後)を大幅に下回る歴史的な低打率だった。
今の村上の.236は、リーグ平均(.242)よりわずかに低いくらいだ。
単にリーグ全体の環境が変わっただけ。
キャリア全体で見すぎ。全盛期のダンは打撃に関してはマジで神だったぞ。
2004年から2010年の7年間なんて、打率.253、出塁率.381、長打率.533でOPS .914。シーズン平均107四球、40本塁打だ。三振も200を超えたことは一度もない(惜しい時はあったが)。
いや、ホワイトソックスの話をしてるんだから、ホワイトソックス時代、特にあの2011年の給料泥棒っぷりに焦点を当てるのは当然だろ。
ホワイトソックス1年目でWAR -2.9とか叩き出したアダム・ダンと比べるのは、村上に失礼すぎる。
ファンとして嫌な思い出があるのは分かるけど、引退した選手を比較に出す時は普通「全盛期」を想定するもんだろ。現代の選手をプホルスと比較する時に、WAR -2の2017年を基準にする奴はいない。
ホワイトソックスファンがダンを嫌う理由は分かるが、通算OPS .854の選手を、たった1年の不調で定義しちゃうのはフェアじゃない。26歳の村上を全盛期のダンと比較する方が、31歳のボロボロのダンと比較するよりずっと理にかなってる。
ダンがダメだったとは言ってない。ただ打率(要はコンタクト能力の指標)に関しては、今の時代背景で見れば客観的に村上の方が上だって話。
村上の今のAVG+(リーグ平均との比較)は99。ダンがブレイクした2004年のAVG+も99だ。時代補正の話は正しいよ、村上の.236とダンの.266が同じ価値ってことだからな。でも「村上の方が相対的に打率が良い」と言い切るのはまだ早い。ダンのワースト年と比べればそうなるけど、キャリア初期の比較ならどっちもどっち。
ムネタカ・“ジョーイ・‘アダム・ダン’・ギャロ”・ムラカミ
アダムタカ・ギャロカミ……さん?
見てるだけでワクワクさせてくれる。ようやく見る価値のあるチームになったわ。これからピッチャーがどう対策してくるかだけど、今のところは最高に楽しませてもらってる。
去年のコルソン・モンゴメリーを見てるのも楽しかったけどな。
村上がこれだけ騒がれてるからモンゴメリーが陰に隠れちゃってるけど、あいつも相当ヤバい素材だよな。
もちろん村上は怪物だけどさ。
モンゴメリーの成長にとってもプラスだと思うわ。自分がチームの救世主にならなきゃっていうプレッシャーを感じずに、自分のやるべきことに集中できるしな。
間違いない。
落ち着けよ。俺たちは去年からコルソン・モンゴメリーのおかげで「バントなんてしねえ、ホームランぶち込むだけ」っていう脳筋クラブなんだから。
結局、カモにできるピッチャーや失投なんていくらでもあるんだよ。
対戦相手全員がスキーンズや大谷なわけじゃない。ローテの3番手とか、たまたまその日空いてたリリーフと対戦することの方が多いんだ。
大抵のピッチャーは毎球98マイルを投げたり、完璧にコーナーを突き続けるなんて無理なんだから。
その通り。95マイル以下を全部仕留めるくらいの選球眼とパワーがあれば、ロングリリーフや4番手ピッチャーにとっては悪夢でしかない。
ホワイトソックスにとっては最高の補強だよ。チーム再建中にファンが熱狂できるようなパワーを持った、応援したくなるキャラだし。
ウォール・ストリート・ジャーナルが「三真(Three True Outcomes)」なんて言葉を覚えたのか、微笑ましいな。そのうちジャック・カストの素晴らしさについても大衆に教え始めるんじゃないか。
「ねえ知ってる?野球ってね、ボールを打ってベースに進むゲームなんだよ!」
敬具
天下のウォール・ストリート・ジャーナル様より
マジか、今日一番の学びだわ。
守備もピッチングもできるジョーイ・ギャロへの敬意が足りない。あいつこそ三真のGOAT(史上最強)だろ。
こういう「三真」タイプのバッターって、現代野球だとカイル・シュワーバーみたいに1番打者に置くのが理想なんじゃないの?
最近はよく2番に入ってるよ。
このままの活躍を続けて、ソックスが長期契約を結んでくれることを願うよ。シカゴが村上のユニフォームで埋め尽くされる日が楽しみだ。
バットに当たった時の音が最高に気持ちいい。二塁を回る時の「刀を鞘に収めるポーズ」のセレブレーションもたまらん。最高。
オフシーズン, 誰もこいつを欲しがらなかったのが信じられん。
個人的には、野球選手として一番嫌いなタイプ。
言いたいことはわかる。でもライト層は「スモールベースボール」なんて興味ないんだよ。
俺の親父は野球に全く興味ないけど、ゴルフ仲間から村上の話を聞いてきて、今じゃ会えばホームランを何本打ったかしか聞いてこない。
あいつはメジャーに客を呼べる。だからリーグはこれからも全力で村上を売り出し続けるだろうよ。
