この記事について
中国が世界銀行の統計で約8億人を貧困から脱出させたという投稿が、資本主義と社会主義を議論するRedditの掲示板(r/CapitalismVSocialism)で話題になりました。鄧小平の「猫が白かろうと黒かろうと、ネズミを捕れればいい猫だ」という言葉を引いて社会主義的な政策が成功の要因だとする意見に対し、中国は実質的に資本主義国になっただけだという反論も多く寄せられています。
投稿主
なんで中国の経済ってこんなに成功したんだ?
世界銀行によると、中国は約8億人を極度の貧困から救い出したらしい。これ、過去40年間で世界全体が達成した貧困削減の75%にも相当するんだと。これって中国のプラグマティックな社会主義政策のおかげだろ。
毛沢東の急進政策、特に大躍進(1958〜62年)と文化大革命(1966〜76年)は多くの人を苦しめたのは事実。でも歴史家や経済学者の多くは、毛沢東の統治が今の中国を作る上で重要な構造的・思想的土台を残したことも認めてるんだよな。
中国の経済的成功は、資本主義を受け入れて社会主義を捨てたから起きたわけじゃない。鄧小平が1984年に言った通り、「計画経済は社会主義と同義ではなく、市場経済も資本主義と同義ではない。どちらも単なる手段だ」ってこと。彼の実用主義を表す有名な言葉もある。「猫が白かろうと黒かろうと、ネズミを捕れればいい猫だ」。
鄧小平自身の言葉を借りれば、社会主義は教義ではなく結果で判断すべきだという。「社会主義の本質とは、生産力の解放と発展、搾取と格差の解消、そして最終的な共同富裕の実現である」。
鄧小平にとって、毛沢東式社会主義の問題は理想そのものじゃなくて、非効率と停滞にあった。マルクスは生産力の発展を共産主義実現の前提条件として重視してたけど、鄧小平はそこに食い込んで、「まず一部の人を先に豊かにさせよう、そうすれば社会全体が後で豊かになれる」とした。
つまり鄧小平は社会主義を否定したわけじゃなく、市場メカニズムが国家の発展と近代化という社会主義の目的に資するなら、それは社会主義と矛盾しないと主張したわけ。
クリストファー・マーキスとチャオ・クンユアンの著書「Mao and Markets: The Communist Roots of Chinese Enterprise」によると、中国の経済システムは次のような考えに基づいているらしい。「資本よりも国家を上に置くという発想—つまり国家の代表である党=国家が経済力(資本)の上に立ち、それを統制するという考え方—は、経済力が国家から独立し、むしろ国家の政治を大きく規定するという前提に立つ西側の資本主義とは、根本的に対照的だ。中国共産党は、国家とも経済とも別に、その両方の上に立つ存在である」。
これは資本主義じゃない。「中国の特色ある社会主義」ってやつだ。中国における社会主義は鄧小平以前の時代だけに限定されるものじゃない。中国共産党の立場では、中国は今も社会主義国家であり、ただ「社会主義の初期段階」にあって、より高度な社会主義社会を実現する前に、生産力を発展させるため市場を利用しているだけ、ということになってる。
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海外の反応
その手の見方にも一理あるけど、国家主導の大規模インフラ整備や補助金がめちゃくちゃ貢献してるのも事実。全部ボトムアップだったわけじゃ全然ない。
中国が有名なのは、競争を最適化しつつ参入障壁(特に海外勢に対する壁)を越えさせる独特の手法。ある産業に進出したいとなったら、まず補助金をどばっと注ぎ込んで参入しやすくする。企業を比較的自由に設立・成長させて(一部には直接出資もする)、その業界にわんさか企業がひしめく状態を作る。ある程度育ったら補助金を全部かほとんど引いて、あとは競争に任せて一番イノベーティブだったり効率的だったりする企業だけが生き残るようにする。例えば自動車産業、特にEV業界を見てみればいい。家電や携帯、PCなんかの分野も同じ。(知的財産権を気にしないのも効いてるけど、今の中国が単にコピーしてるだけって言うのは不公平で、ちゃんと独自のイノベーションもやってる)
社会主義=経済的失敗。
そこに資本主義を加えたら=経済的成功。
いやー、この驚異の成功、どう説明したらいいんだろうね?
>>2
いや、中国は資本主義なんて加えてないぞ。
もっと現実見ろよ。
>>3
それは社会主義の下で市場の手法が機能してる一例ってだけ。
『中国は社会主義から離れていった』とかいう話とは関係ない。そういう主張は社会主義の定義を不誠実にすり替えた上に成り立ってるだけだから。
>>3
じゃあ毛沢東の時代にも巨大企業や民間企業があったってことか?
>>5
お前は『中国は資本主義的になってない』って言ったよな。だから今の中国にある資本主義的な要素を一つ挙げて、それが昔からあったかどうか聞いてるんだ。
『あった』って言うなら、それは歴史の改ざんになる。
『なかった』って言うなら、さっきの発言は嘘になる。
さあ、どっちだ?
>>6
>お前は『中国は資本主義的になってない』って言ったよな
なってないからそう言ったんだよ。
>今の中国にある資本主義的な要素を一つ挙げて
『資本主義的な要素』ってのは、標準的な社会主義経済にも当然あるもの。それがあるからって国が『より資本主義的になった』ってことにはならない。
お前は言葉の基本的な意味をわかってない。
資本主義ってのは資本家が支配する体制のこと。中国には資本主義なんて存在しない。
>>7
>なってないからそう言ったんだよ
はいはい、歴史改ざん確定ね。
>資本主義ってのは資本家が支配する体制のこと
メリアム・ウェブスター辞典:「資本財の私的・企業的所有、私的決定による投資、そして自由市場における競争によって主に決まる価格・生産・分配を特徴とする経済体制」
オックスフォード英語辞典:「国の貿易と産業が、国家ではなく利益を目的とする私的所有者によって管理される経済・政治体制」
ケンブリッジ辞典:「財産・事業・産業が国家ではなく私的個人によって、利益を期待して所有される経済・政治・社会体制」
ブリタニカ百科事典:「封建制崩壊以降の西洋世界で主流になった経済体制で、生産手段の大部分が私的に所有され、市場の働きによって生産と分配が導かれるもの」
つまり中国はまさにそれ。
>『資本主義的な要素』は標準的な社会主義経済にも当然あるもの
生産手段の私的所有が社会主義だとは知らなかったわ。
>>8
お前の間違いを指摘することは『人格攻撃』じゃない。お前の間違いが恥ずかしいくらい子供っぽいと指摘することもそう。
『人格攻撃』の意味を誤解してるのは、『資本主義』の意味を誤解してるのとまさに同じパターン。
封建制にも民間事業はあったけど、封建制は資本主義じゃない。
社会主義にも民間事業はあり得るけど、それも資本主義じゃない。
資本主義ってのは単なる民間事業じゃなく、もっと広い概念。
『資本主義とは、国の貿易と産業が利益目的の私的所有者によって管理される経済・政治体制』
つまり、資本主義ってのは資本家が支配する体制のこと。
この厳密な論理が理解できないってことを、また証明してくれてもいいぞ。
>>2
社会主義を取り除いたら、それこそ人道的大災害だろ
>>10
資本主義が多いほど、人道的大災害は減るんだよなあ
>>11
ソ連がそれに反論してるぞ
>>12
ソ連?どこの?
>>2
資本主義の失敗:世界の問題に対して市場の『見えざる手』以外の解決策を一切持ってないこと
>>14
資本主義はあくまで経済システムであって、『世界の問題』を解決するための道具じゃないんだよ
>>15
資本主義が失敗してる理由を挙げるとこんな感じ:
1. 格差
富が上に集中する。多くの先進国で、生産性と経営者報酬が爆上がりする一方、賃金は何十年も停滞したまま。上位1%が不釣り合いなほどの富を握ってて、アメリカみたいな国だと社会的流動性もどんどん弱まってる。
2. 危機と不安定さ
資本主義は好況と不況を周期的に繰り返す。2008年の金融危機が典型例。金融化・投機・規制緩和がシステミックリスクを生み、そのコストは一般人にしわ寄せされる(銀行には救済、みんなには緊縮財政)。
3. 外部性
市場は社会的・環境的コストをちゃんと価格に反映できないことが多い。炭素排出、公害、資源の枯渇とか。気候変動は、利益追求と長期的な集団の福祉がぶつかり合う市場の失敗の最たる例。
4. 公共財の供給不足
医療・教育・住宅・インフラは、完全に市場任せにすると苦しくなりがち。利益追求と「みんなが使えるようにする」ってのが噛み合わないから。アメリカの医療制度がよく引用される例で、金はめちゃかかるのに他の国より結果が悪い。
5. 独占とレントシーキング
競争じゃなくて、むしろ集中に向かう傾向がある。テック大手、製薬、農業ビジネスが市場支配力を握って、「レントシーキング」(何も生み出さずに価値だけ吸い取る行為)が当たり前になる。
6. 労働の不安定化
ギグワーク、弱い労働組合、株主第一の経営のせいで、リスクが労働者側に押し付けられてる。多くの業界で雇用の安定も福利厚生も落ちぶれてる。
7. 短期主義
四半期決算のプレッシャーのせいで、研究開発や人材育成、持続可能性みたいな長期投資より、短期的な収益の吸い上げが優先されがち。
>>16
完璧じゃなければ『失敗したシステム』ってことになるのか?超大国も、生活水準が高い国トップ層も、全部資本主義国じゃん。資本主義を『失敗』扱いしてる時点で、お前の意見がもう的外れだって分かる。偏見が強すぎて、まともな意見を持てる状態じゃないんだよ。
>1. 格差。富が上に集中する
どこでもそうだろ。カストロが貧乏だったと思うか?金正恩は?習近平は?プーチンは?富は政治権力があるところに集中するもんで、それは資本主義のせいじゃない。経済システムの外側で起きてることで、資本主義より前から存在してた現象だ。
>2. 危機と不安定さ
どのシステムでも同じ。経済システムがあらゆる災害を防げるわけじゃない。2008年の金融危機は、資本主義的な常識を無視して、信用力のない人にまで融資を強制したのが原因。むしろ資本主義があったから、あれが大恐慌にまで発展せずに済んだんだ。
>3. 外部性。市場は社会的・環境的コストを価格に反映できないことが多い
これは正当な指摘だけど、誰も完璧だなんて言ってないし、しかもその点はどんどん改善されてきてる。何より重要なのは、どのシステムもこの問題を完全に解決できてないわけで、それでも資本主義が今ある中では断トツで一番いい。
>4. 公共財の供給不足。医療とか
評価の高い医療制度のほとんどは資本主義国にある。『資本主義』が医療制度を決めてるわけじゃなくて、決めてるのは各国の政府。これを資本主義への攻撃にするのはおかしい。
>5. 独占とレントシーキング
こういうのを規制する法律はいくらでもあって、その影響なんてもう無視できるレベル。代替案は政府自体が独占体になることだろ?それでも資本主義が今ある中で一番いいシステムなら、『失敗』扱いはしないな。
>6. 労働の不安定化。ギグワーク、弱い労組、株主第一の経営でリスクが労働者に押し付けられてる
それは資本主義の失敗じゃない。失敗したイデオロギーの側からの批判ってだけ。お前は『資本主義がもっと社会主義っぽくなればいいのに』って文句言ってるだけで、社会主義が必要だとか優れてるって証拠は何も出してない。
>>15
実際機能してるんだから、失敗なんかしてないのは明らか。他の選択肢については、そうは言えないけどな。
単純な話、一人っ子政策だよ。子供が少ない分、富の集中・継承が進んだってだけ。
資本主義を取り入れたから。それだけだよ。
>>20
なぜかそれで共産主義に早く到達できると思ってるんだよな。
見事な屁理屈っぷりだわ。
>>21
市場経済は産業発展にめちゃ強いし、共産主義が成立するには工業化が前提になる。重要産業は社会的管理下に置きつつ、前衛党が統制・誘導する市場を使うってやり方は、第一次工業化の波の後で工業化を進める一番効果的な方法だって実証されてる。これのどこが理解しづらいのか分からんわ。
>>20
だってお前、鄧小平より頭いいもんな?笑
>>23
中国の国民は資本を増やせる。資本主義を受け入れて、資本主義国との貿易も始めた。税や規制が厳しいからって、それが資本主義じゃないってことにはならない。
>>23
鄧小平は『修正主義』だってかなり批判されてた人で(マルクス・レーニン主義の重鎮たちからも)。実際、その10年前には『右派』として失脚させられてる。手段を正当化するつもりは全くないけど、毛沢東派の見立ては当たってたと認めざるを得ない。まあ、あの告発自体がそもそも的外れで、失脚させられた恨みや絶望から後になって本当に『右派』になり、自分を迫害した連中を『左派』と同一視するようになった、って解釈もできなくはないけど。まあどっちにしろ、よくある粛清と同じで、これも失敗に終わった。向こう側(毛沢東派)から見れば、ってことだけどな。
>>20
ただ実際には、経済を支配してるのは資本家じゃなくて共産党。
違いは、中国が気に入らない・不忠な資本家を好きなときに切り捨てられるってところだな。
中国は、資本主義が共産主義国を完全な自滅から救う好例だよな
>>27
資本主義が旧ソ連を完全に崩壊させたんだよなあ
>>28
どういう意味で?
例えば:
>ゴルバチョフは『ペレストロイカ』という名の野心的な改革プログラムを始動させた。これは1989年までにソ連を一変させただけでなく、ソ連陣営の同盟国の解放を可能にし、冷戦を終結させた。しかし彼の改革は、眠っていた民族自立の願望も呼び起こしてしまい、(意外にも)ロシア自身がそれを主導する形で、1991年12月末までに国が崩壊してしまった。ゴルバチョフの改革は二つのプロセスを同時に引き起こし、それぞれ独自の論理を持っていたが、両者が重なったときに破滅的な結果を生んだ──つまり共産主義体制の解体と、国家そのものの解体だ……
>ゴルバチョフは明確な政策パッケージを持って権力に就いたわけではなかった。ただ、変化に対する姿勢だけは最後まで一貫して持っていた。彼はペレストロイカを通じて共産主義体制の『現代化』を実現しようとし、その枠内で彼が『革命の中の革命』と呼んだものを立ち上げ、体制を『救う』ことを目指した──破壊することではなく。ゴルバチョフは、体制が経済成長の鈍化、社会の崩壊、科学・政治における過剰な秘密主義、支配階層の腐敗・無能化といった大きな問題を抱えていることを理解していた。それでもゴルバチョフは、共産主義体制が依然として存続可能であり、ある意味では資本主義的な民主主義より優れたシステムだという基本的な考えを一度も否定しなかった。彼の目的は、ソ連共産主義に、資本主義が持つダイナミズムを、その欠陥なしに与えることだった。彼は共産党の『指導的役割』を揺るがすことや、計画経済を壊すことを目指したわけでは決してなかった。ペレストロイカは『社会主義の潜在力が十分に活用されてこなかったという認識』に促されたものだ、と彼自身語っている(ゴルバチョフ 1987: 10)。(p. 4-6)
*Sakwa, Richard; Hale, Henry E.; White, Stephen. Developments in Russian Politics 9 (Developments in Politics). Macmillan Education UK. Kindle版。
>>27
じゃあお前は、億万長者を処刑するのに賛成なんだな?
>>30
いつから中国が億万長者を処刑してることになってるんだ?俺が知る限り、中国にはまだ山ほど億万長者がいるはずだけど?
投稿主みたいな連中が、資本主義国家に『社会主義』ってラベルを貼りたいがために、あれこれ無理な理屈をこねくり回してるの、見てて笑えるわ。
いや、中国は社会主義じゃない。カッコいい部分を抜いたサイバーパンクだよ。
赤い旗を掲げて共産主義国家を名乗ってても、中国は資本主義国だよ。習近平は汚職を取り締まって億万長者が力を持ち過ぎないようにしようとしてるけど、そもそも金を持ってること自体には何の問題も感じてない。中国には民間企業・ビジネスが普通にあふれてるし、習近平はそれを終わらせる計画なんて一切持ってない。
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