中国車は全米で大爆発する可能性を秘めているが、アメリカからすると「それこそが問題」である
ニューヨーク・タイムズ紙は、競合他社の半額以下で購入できるGeelyの素晴らしいクロスオーバー車を試乗した。2人の上院議員と多くの専門家は、禁輸措置の理由として安全保障上および経済上の懸念を挙げている。
高級3列シートのクロスオーバーSUVを探している自動車購入者にとって、Galaxy M9はあらゆる条件を満たしている。全席にマッサージ機能付き加熱レザーシートを備え、30インチのカスタマイズ可能なビデオディスプレイ、デュアルスマホ充電器を搭載する。
プラグインハイブリッド車であるM9は、バッテリーのみで約110マイル(約177km)走行できる。ガソリンエンジンと組み合わせると、その航続距離は660マイル(約1,062km)に達する。
最上位グレードの価格は、中国国内であれば驚きの3万5000ドル(約510万円)だ。Geelyが製造したこのスムーズな乗り心地と手厚いドライバー装備を備えたクロスオーバーを、ニューヨーク・タイムズが今年2月に10日間試乗したところ、アメリカにショールームを持つブランドから買えば2倍以上の価格がすることになる。Geelyは設立からわずか28年だが、今や世界全体で123年の歴史を持つフォードと同等規模の販売数を誇る。
そして、この車をアメリカで買えるようになる時期はいつか。
答えは「決して来ない」だ。
それこそがアメリカの自動車業界、そして軍や情報機関の望みである。そして重工業を擁する州を代表する2人の上院議員、バーニー・モレノ(オハイオ州選出・共和党)とエリサ・スロットキン(ミシガン州選出・民主党)の目標でもある。両議員は、中国からのインターネット接続車両(コネクテッドカー)の国内販売を無期限に禁止する超党派の法案を提出した。(念のため、イラン、北朝鮮、ロシアからの自動車も一括して対象に含まれている。)
既存の100%の関税と、2027年に施行される商務省による中国製コネクテッドカー制限により、今日において中国車を輸入することは実質的に不可能である。その結果、Geely傘下のPolestarは2027年にアメリカでの販売を停止する。超党派の支持を受け委員会で全会一致で可決されたこの上院法案は、その排除措置を明文化することになる。
nytimes.com
海外の反応
「アメリカの自動車メーカーは競争についていけない」ってのが本当の見出しになるべきだろ
今のアメリカの自動車メーカーって、もはや金融会社みたいなもん。車を作ることより、ローンを組ませることの方に興味あるだろ
だよな、割高なSUVやトラックを売りつけて、利益のほとんどは金融部門の72ヶ月ローン(金利8%)から稼いでる
それな!!! 安くて高品質なコンパクトカーがアメリカに入ってくるのを望んでないし、その一方で自分らの肥大化した時代遅れのトラックやSUVを買わせようとしてくる
個人的にはもっと複雑な話だと思う。情報が出回りすぎてるせいで、ディーラーは車体そのものではほとんど儲からなくなってる。だからアップグレードやサービスでぼったくろうとするわけ。メーカーから仕入れた時点で(メーカー自体もディーラーに卸す関係で利幅が制限されてる)、テーブルに残る金額はごくわずか。
中国のEVもエグいくらい補助金漬けだったしな。車両価格の最大40%、今は平均13%まで下がったけど。
特定市場でここまで利幅が絞られたら、イノベーションを後押しするのはほぼ連邦政府の仕事になる。配当への課税を上げて株主還元を抑える一方、インフラやR&Dには減税を与えるとか。
そうしないと、企業としてはできるだけゆっくりイノベーションを進める方が長期的に安全ってことになる。この10年でもし経済がガクッと落ち込んでたら、インフラも整ってないのにEV技術に金を突っ込みすぎて「GM版・電気自動車崩壊2」になってたかもしれない。
労働者から一銭残らず搾り取ろうとするプロの利益追求者や株主がいないとは言わないけど、これは企業の失敗と同じくらい政策の失敗でもある
ディーラー制度自体をなくせば、この手の問題の多くはシンプルに解決しそうだけどな
「でも今までずっとこうやってきたんだ」ってあいつらは言うんだろうな
言ってること自体は間違ってないけど、それって要は「レントシーカー(既得権益に群がる連中)」の説明であって、献金と癒着の話が抜けてるよな
120ヶ月ローンってのも見たことあるわ
だよな、もうアメリカ企業にイノベーションなんて起きない。関心事は利益とコストカットだけ
確かに、中国は最新技術に一から投資できる(改修コストを払う必要がない)上に政府補助まであるから、アメリカ企業がペースについていけないのも分かる。
でもそもそも、同じ粗悪品を値上げして再発売して、「ミニ住宅ローン」みたいな分割払いで稼ぐ方が楽なら、アメリカ企業がわざわざイノベーションや生産で勝負しようとする理由なんてある?
じゃあ中国車にバッジだけ貼り替えて、おいしい金融収益だけいただけばいいじゃん
あと忘れちゃいけないのが、サブスクで金を刷りたがってること。あいつらが編み出した強欲な月額料金、見てるだけでゲンナリする
できるのにやらないだけ。救済措置と関税でぬくぬく太ってるからな。保護主義体制ってのは碌なことにならない。そもそもEVってアメリカで生まれて成長したもののはずなのに
本当に競争できるのか?コストの話を置いといても(中国が圧倒的に有利なのは明らかだけど)、アメリカのメーカーが中国製EVに匹敵する技術を持った車を作れる見込みなんてあるのか?自分が中国EVに興味あるのは価格じゃなくて技術・エンジニアリングの部分。でもビッグ3がそれを再現する道筋は相当厳しそうに見える
無理、少なくとも今のままじゃ。中国のイノベーションのスピードが単純に速すぎる。毎年新モデルを設計してて、急げば図面から生産まで16ヶ月かそれ以下でいける。
そのペース自体がアメリカとは根本的に違う。しかもアメリカ市場は価格を高く設定できて利益も大きいから、優先的に狙ってくるはず。
東南アジアやオーストラリア、ヨーロッパですでに直接対決の結果が見えつつあって、中国メーカーはかなり攻めた勢いでシェアを取ってる。
まあ消費者が中国車を「好きになるか」はまた別の話で、トラックや高級車みたいなセグメントでは中国が苦戦する世界線もあり得る。消費者ってのは頑固だから。
でも個人的には、コンパクトセダンやSUV、EVみたいな量産市場に関しては……うん、アメリカ産業は壊滅させられると思う
中国も高級車やトラックの分野で急速に差を詰めてきてると思うけどな。差の大半は結局ブランド力の問題
世界中で中国人ほどブランドを気にする国民もいないだろ。メルセデスなんて一時期、アメリカとドイツを合わせたより中国での販売台数の方が多かったくらい。
その需要のせいで、中国では高級車がプレミア価格で売れてた時期もあった。なのに今や、同じ高級車ブランドが中国メーカーとの競争で値下げを迫られて、中国市場でシェアを失いつつある
トヨタがアメリカ市場に本当に足場を築くまで10年近くかかって、そこから本格的にブレイクするまでさらに5年くらいかかった。中国メーカーがトヨタを超えることは十分あり得るけど、かなりの抵抗は覚悟した方がいい。特に一部の市場では反中感情が広がりつつあるし
反中感情って、アメリカ以外のどこで見られるんだ?車って結局ぜいたく品で消費者は価格にかなり敏感だし、今の時点で中国車の価格と価値を拒否できる人なんてそういないと思う。オーストラリア、南米、アジアではその傾向が出てるし、自国で車を作ってないヨーロッパの多くの地域でも中国車の方が売れてる。イギリスでさえBYDは好調な一年だった。
シェアを取るのが難しいのはアメリカ・日本・ドイツくらいじゃないか。しかもそのドイツでさえフォルクスワーゲンがXpengと提携してるくらいだから、そのうち中国製ソフトを積み始めても驚かない
大手ファッションブランドだってバッグは中国で作らせてる。大手自動車メーカーも、車を中国で設計させて、ボンネットに自社ロゴだけ貼るようになる未来が普通にあり得る
で、金融サービスも自分らで提供する。本当の稼ぎどころはそこだからな
オーストラリア在住だけど、アウディからZeekrに乗り換えて満足してる。友達の多くも欧州ビッグ3から中国の高級ブランドに乗り換えてる。VAG(フォルクスワーゲングループ)が10万人も人員削減してるのには理由があるんだよ
「中国のイノベーションのスピードが単純に速すぎる」って話に加えて、製造業のエコシステム自体が強すぎるのもポイント。これは雪だるま式の現象で、製造業が製造業をさらに呼び込んでる
消費者の好みってブランド、洗練度、地政学とかいろんな要因で形作られるもの。日本車は韓国であまり売れなかったけど、両国の歴史的な経緯が大きい。自分はデトロイト御三家の車が昔から好きじゃなくて、洗練度も人間工学的な作りもしっくりこなかった。
もし中国が台湾に何かしたら、それは西側で強い反発を生むだろうな。逆に中国政府が余計なことをせず、メーカーが車を洗練させ続ければ、中国車はかなり魅力的な存在になり得る。ドイツ車も日本車も、第二次大戦後に一定の調整期間を経てからアメリカやヨーロッパで成功したわけだし
ビッグ3だって別に「天命」を授かってるわけじゃないからな
無理。中国車の方が効率良くて、高級感あって、広くて、あらゆるニッチにめちゃくちゃ多くのモデルがある。ビッグ3に何がある?
小型SUVを探してて、アメリカで買える上位モデルのYouTube動画をずっと見てたんだけど、そのうちYouTubeが中国製SUVの動画をおすすめしてくるようになった。それを見て、アメリカでは買えないこと、しかも劣った製品にもっと高い金を払わされてることに、腹が立つやら悲しいやらだった
中国製EVにはこっちの車にはない強みがいくつもある。配線の長さが1マイルも短いらしくて、フォードはどうやってそれを実現したのか解明しようと分解しまくってるらしい
あれはゾーン型のソフトウェア定義アーキテクチャってやつで、今では色んな車で採用されてる割とよく知られた仕組み。中央のチップがほぼ全部を制御してて、車の前後左右にいくつか「ノード」がある。そのノードが中央コンピューターにつながって、車の各部品はそのノードにつながる構造
別に謎でも何でもない。60年代にフォードがミニのコスト構造を解明できなかった、みたいな話じゃないんだよ。問題は、中国がどうやってそれを実現したかというサプライチェーン全体が中国国内で完結してること。しかもアメリカは「中国製品には壊滅的な関税がかかる・かからない・かかるかもしれない」を日替わり週替わりでコロコロ変えてて、それすら新しい法律・大統領令・貿易協定・貿易戦争次第で維持されたり覆されたり控訴されたり撤回されたり復活したりする有様
それ実はテスラのモデル3の話で、中国ブランドのEVじゃないぞ
中国企業は技術的なブレイクスルーをわずか18ヶ月で共有し合う。一方アメリカ企業の特許は最低でも7年、ちょっとした改良のたびに何十年も縛られる。ここは変えないとダメだろ
無理。中国は数ヶ月おきに新型車を設計・製造できる。2026年の最初の5ヶ月だけで、新モデルや既存モデルの派生バージョンが500以上も中国でリリースされてる。GMが数年かけて開発してサプライチェーンを整えるような機能を、中国は1週間で再現した上に、もっと安い価格で叩き潰してくる。
数学が苦手な子が1万ドルかけて家庭教師つけて代数を勉強してる間に、頭のいい子がそれをタダで1週間で習得しちゃうようなもん
アメリカの自動車業界での頭脳流出について何か統計があるのか気になる。想像してみてほしい。大学で4年、サプライチェーンの下請けで2~5年キャリアを積んだ機械エンジニアに、こういう選択肢を突きつけたとして――
アメリカで働いて、ますます「車のための巨大ローン」なしでは手が届かなくなっていくF-150のために、ヒーター付きステアリングやマッサージ機能の開発に残りのキャリアを費やすか。
それとも中国で働いて、最先端の自動車技術に携わりながら、ニュルブルクリンクで記録を打ち立てる車と、普通の人でも手が届く車を同時に作るか
草、まともな感覚の人間なら中国で機械エンジニアになろうとは思わないだろ。コストを低く抑えて次々に新機能を出せる理由の一つは、エンジニアを安月給でこき使ってるから。中国は毎年エンジニアが供給過多になるくらい卒業してくるから、アメリカのエンジニアの給料のほんの一部で雇えて、週70時間労働・有給休暇年5日でこき使える
給料の話が抜けてるぞ、アメリカの方がずっと高いんだから。だからアメリカ人エンジニアが大量に中国に移るとは思ってない。とはいえ、中国だけでも優秀なエンジニアは十分すぎるほどいる
ビッグ3経由では無理、そもそもできないし、正直言って今もかなり下手くそ。テスラだけが唯一まともに戦える国内メーカーだけど、そのテスラですら慢心の兆候が見え始めてる
GMのUltiumプラットフォームは実際そこそこ良い出来だけど、それでも競争にならない。中国の垂直統合には誰も太刀打ちできない
競争する気もないし、そもそも試す気すらない。ホンダなんてEVを全部打ち切った。リースが切れそうだからって、あそこから「ハイブリッド買いませんか」ってメールが来まくってるんだけど、EVを3年運転した後にガソリン車に戻りたがる人間がいると本気で思ってるあたり、救いようのない愚かさ。ディーラーの誰一人としてEVに乗ったことないんじゃないかってレベル。
石油ロビーと政治家が何十億ドルもかけて支えない限り、アメリカのメーカーは終わってる。まあそれが実際に起きて、国と世界全体に不利益をもたらす可能性は十分あるけど
わかる、自分もHonda Prologue気に入ってるし、これから先わざわざガソリンスタンドで広告見ながら突っ立ってる生活には戻りたくない。理由はそれだけじゃないけど
ブラジルだと先週ホンダがプレリュードを発表してたけど、40万レアルで200馬力の小さすぎる車。一方でBYD Sealは30万レアルで4WD、540馬力、しかも室内も広い
現実問題、ディーラーの人間で実際にEVを運転したことある人なんてまずいないと思う。あと、EVを毛嫌いする一番の理由は整備費用が入ってこないからでしょ。EVならオイル交換とか色々な機械トラブルとも無縁だし。もうEV以外には戻れない。オイル交換とガソリン給油に無駄にした時間とお金を考えると尚更
EVでも勝てない、ドローンでも勝てない、ロボット掃除機でも勝てない……次は何?大統領が望む通り、「アメリカは全方位で世界をリードしてる」って延々と自分たちに言い聞かせ続けるだけなんだろうな
それこそがアメリカを「特別な国」たらしめてるわけだ
そんなチャンスは何十年も前に終わってる。利益優先で製造業を全部外に出しちゃったんだから。もう今のアメリカはただの「消費するだけの社会」。この期に及んで関税やら保護主義やらをどれだけやっても、それはもう変わらない
今まさに起きてるのがLLM。この1年くらいでDeepSeekが数ヶ月遅れってレベルだったのが、先月には最新のGLMモデルが多くのベンチマークで1位デビューするところまで来た。AIインフラや割高なGPU・メモリに何兆ドルもつぎ込んで、AIをサービスとして売って回収しようとしてるアメリカの巨大テック企業にとっては厄介な話。
次に来るのがヒューマノイド・移動ロボット。アメリカはもう先手を打って中国製ヒューマノイドを禁輸したけど、そもそも今回はリードすら取れてない。OptimusやFigureで単純作業を自動化できると思ってても、中国の方が速くて安く実現するはず
70年代・80年代の再来じゃん!ただ今回は輸入を締め出す方法を学習済みってわけだ
でも結局はそのツケが回ってくる。30年代・40年代の公共鉄道がそうだったように――そこに航空機が現れた。「二度と立ち直れなかった」ってのが、デトロイトの新しいモットーになりそうだな
いや、デトロイトの話は自動車製造の衰退というより人種差別の話の方が大きい。デトロイト都市圏は今でもアメリカで富裕な都市圏トップ15に入ってる。
しかもGMはすでに300マイル以上の航続距離のEVを3万ドル未満で作ってる。中国のプロパガンダに影響されたRedditユーザーは、何が何でもアメリカ製EVを買いたくないだけ。どんな車種・価格でも彼らの心は変わらない、最初から「絶対にアメリカ製は買わない」って決めてるんだから
何を吸ったらそんな発想になるんだ。デトロイト都市圏がトップ15なのは「規模」であって「富裕さ」じゃない。人口では全米14位で、GDPは約3310億ドル。2023年の一人当たり所得は56,087ドルで、全国平均とほぼ同じ。
人種差別と脱工業化は対立する説明じゃない。両方起きてて、しかも互いに影響し合ってる。
300マイル以上を3万ドル未満で出せるGMのEVなんて存在しない。Boltは2万9千ドル台で259マイル。Equinox EVは319マイルだけど3万5千ドル台。別の車だぞ。
その計算が成り立ってたのは7,500ドルの税額控除があったからで、それは2025年9月に失効済み。だから販売が落ちたんだよ。2025年第4四半期のアメリカEVシェアは5.7%まで下がって、GMのEV販売は今年32.6%減少してる。
それでもGMはアメリカのEV販売台数で今も2位。アメリカ人はアメリカ製EVを買ってる。中国製EVは関税とコネクテッドカー規制で実質締め出されてる。誰も買えない状況を「プロパガンダのせい」にするのは無理があるだろ
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