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NPB通算868本塁打、11回の日本シリーズ優勝。
それなのに、なぜMLBから必要とされなかった、あるいは自ら渡米しなかったんだろう？
海外の反応
1. 海外の反応
1960年代から1990年代までの約30年間、日本の選手たちは日本に留まるようめっちゃ奨励されてたし、NPBとMLBの間には日本の選手と契約するためのちゃんとした協定なんて一切なかったから、MLB挑戦は全然考えられてなかったんだよな。その流れを最初にぶち破ったのが野茂英雄で、彼がやった時でさえ大騒ぎになったんだぜ。それに、王さんは日本でレジェンドなることで十分幸せだったと思うし、海外でプレーしたいなんて興味を示したこともなかったんじゃないかな。
→2. 海外の反応
んで、野茂がMLBに行けたのは、NPBから「引退」したからだったんだよな。
→3. 海外の反応
俺はエンジェルスファンだけど、じいちゃんが野茂のことを嫌っていて、俺も野茂とドジャースの両方を嫌うって決めてたんだ。
そしたら長谷川がエンジェルスと契約してエンジェルスを好きになった。娘も大谷のせいでエンゼルスファンになったんだけど、今じゃ他チームに乗り換えるにはお小遣いをグッズに使いすぎちまったらしい。
野茂英雄こそが、俺の一家を4世代にわたるMLBの苦痛に追い込んだ元凶ってわけ（2000年代は結構良かったけどな）。去年孫が生まれたんだけど、ニューポートビーチ生まれのアメリカ人なんだ。そんで、生まれた日にマイク・トラウトに偶然会ったんだよ（彼も同じ日に赤ちゃんが生まれる予定だったと思う）。だから、孫もおそらくダメなMLBチームを応援する運命にあるんだろうな。
→4. 海外の反応
伝説的な世代間トラウマ話で草
→5. 海外の反応
エンゼルスに刑を宣告されたんかｗｗｗ
先週末アナハイムのサイン会で彼に会ったよ。
→6. 海外の反応
マイク・トラウトにリアルで遭遇して、それにキレてる唯一のファンかもな。「クソッ！またかよ！」って感じだろ。
→7. 海外の反応
じいちゃんが野茂を嫌ってた理由は何？彼は日本に誇りをたくさんもたらしたんじゃないの？
→8. 海外の反応
多くの日本人は、野茂がアメリカに行った当初は彼を嫌ってたんだよ。彼が殿堂入りすべきだと思う理由の一つはそこにある。彼はメディアや野球ファンからの罵倒に苦しむ必要があった。他の選手たちも同じように挑戦するきっかけを作るパイオニアとして、彼はあの成功を収める必要があったんだ。もし彼がMLBで全然ダメだったらって想像してみてくれ。
→9. 海外の反応
野茂はまた、自分のために交渉する代理人を雇った最初の日本人選手でもあったから、NPBやメディアは彼を「金目当ての強欲な裏切り者」として仕立て上げるのが簡単だったんだよな。
10. 海外の反応
ランディ・ジョンソンやバリー・ボンズみたいなメジャーリーガーたちが野茂を見て「通用する」って言ってたのに、多くの日本人は野茂がMLBで活躍できるほどの実力があるとは信じてなかったんだよ。メディアも彼に反対してたしな。野茂が通用することを示してからは、彼は国中の人々の心をつかんだんだ。日本野球はMLBと競えるってね。
11. 海外の反応
野茂が最初じゃないよ。村上雅則（マシ）だ。SFジャイアンツで最初だったけど、野茂まで次の選手はいなかったんだ。マシはサッカーのレンタル移籍みたいに1シーズンだけMLBに行く予定だったんだけど、ジャイアンツが彼の才能をすごく気に入って、彼を引き留めてもっと多くのシーズンプレーさせようと説得したんだってさw 実際、これがMLBとNPBの間のあの協定が始まった理由なんだよ。
12. 海外の反応
ESPNの『30 for 30』ポッドキャストシリーズに「ザ・ループホール（抜け穴）」ってエピソードがあって、NPBの選手たちがどうやってMLBに来たか（そして約30年間事実上禁止されていたか）について話してるよ。
→13. 海外の反応
これは聞く価値のある最高のエピソードだわ。いつも楽しんでる。
14. 海外の反応
村上雅則こそがNPBとMLBの間の何十年にもわたる障壁を正式に作った原因だよな。NPBは最高の選手たちが海外チームと契約してしまう危険性を察知したわけだ。だからこそ、野茂がその障壁を打ち破る上でめちゃくちゃ重要だったんだ。
15. 海外の反応
最近読んだんだけど、最初に海を渡った数人（野茂、村上など）が投手だったのは、当時の一般的な見解として、日本人選手は投げることはできるかもしれないけど、バッティングや守備ではチームにあまり貢献できないだろうって思われてたからってのも覚えてるわ。イチローがブレイクするまで、その考えはあまり変わらなかった。どこで読んだか忘れちゃったし、イチローが来た頃は俺も若かったから、本当かどうかは微妙だけどな。
→16. 海外の反応
いや、それはかなり正確だと思うぜ。イチローが登場するまでは、日本人野手はMLBのピッチングに対して効果的に打てないだろうってのが支配的な考え方だったし、その後も、せいぜい巧打で高打率を残せるタイプだろうって意見が残ってた。それも松井秀喜が30本打つまでの数年だけだったけどな。今聞くとバカバカしく聞こえるし、結局のところバカバカしかったわけだけど、当時、リーグ間のデータ比較があまりなかったこと、NPBの成績をMLBでどう換算すべきか一般のコンセンサスがなかったこと、そして見てきた外国人選手がNPBのレベルがメジャーよりずっと下であることを示唆してたことを思い出すのは大事だ。カール・ローズみたいなMLBでは無名の選手が1999年に近鉄で130試合で打率.300、40本塁打を打てたなら、日本人選手ってどれだけすごいの？ってなるじゃん。確か一部のセイバーメトリシャンは結構いいデータを持ってたけど、『マネーボール』以前の時代は、MLBの経営陣の間では統計オタクの意見は一般的に聞かれてなかった。ほとんどの野球ファンでさえ、イチローが通用するのか懐疑的だったんだ。
→17. 海外の反応
今聞くとバカバカしく聞こえるし、結局のところバカバカしかった
そこまでバカバカしくもないぜ。バッティングは反応する行為だけど、ピッチングは能動的だからな。ピッチャーがどれだけ優れてるかは、壁に向かって投げさせて球速と変化を測るだけでかなりわかるけど、打者をバッティングケージで見るだけじゃ全然足りない。MLBに来る日本人打者はメジャーリーグの投球に適応しなきゃいけないし、それができる保証はない。一方、山本にはMLBで1球も投げる前から何チームも3億ドルの契約を提示したがってたんだぜ。
→→→→18. 海外の反応
どこから来たとしても、誰でも成功できる保証なんてないんだよ。評価が高かったキューバの選手だってメジャーで失敗しまくってるじゃん。一般的な野球ファンがアジア人選手に対して抱く、この懐疑的な目線は今でもあると思うわ。
19. 海外の反応
今でもべらぼうに馬鹿げてるってわけじゃない。問題はスキルよりもむしろサイズだろ（イチローは「日本的なタイプ」の打者でありながら、とてつもない技術でそれをやってのけたけど）。だからパワーの期待値があまりないし、「日本人版のケビン・ニューマン」を探しに行くインセンティブも実際にはない。松井はアメリカ人としては平均以上の身長だったけど、アメリカのアスリートとしては標準的で、日本では男性の99%以上の人より背が高い。そして大谷はさらに背が高いし、彼がこっちでつけた筋肉は、まあ、日本では見られないタイプだ。とはいえ、鈴木や、最近ポスティングされた選手たちみたいに、パワーのある日本人選手がもっと来てくれるみたいだけどな。
20. 海外の反応
伊良部秀輝を覚えてる奴いる？
→21. 海外の反応
なるべく思い出さないようにしてるわ。
22. 海外の反応
育成リーグみたいになりたい奴なんていないんだから、ファンがこんなにも（選手流出に対して）守りに入ってた理由は間違いなく理解できるわ。
23. 海外の反応
王さんは日本ではほとんど神話上の人物だよ（彼の専用ミュージアムが球場の一つにあるし、その素晴らしい才能と仕事への倫理観にもかかわらず、ハーフ中国人として日本社会で乗り越えなきゃいけないことが山ほどあった）。でも、彼は間違いなく嫌な奴だったな。例えば、監督時代に自分の持つシーズン最多本塁打記録を脅かしていたNPBの外国人選手に対して、記録を破らせないために敬遠策を指示したんだ。
24. 海外の反応
俺の理解では、MLBとNPBは基本的に日本人選手がMLBと契約しないっていう協定を結んでて、野茂英雄がNPBから「引退」して渡米するまでそれは変わらなかったってことだ。
25. 海外の反応
通称「野球協約」は、NPBの選手がアメリカに行くことを明示的に禁止してはいなかったけど、アメリカに行くのがもうクソみたいに難しすぎて、結果的に禁止されていたようなものだった。以前にも何度か投稿したけど、野球協約にはNPBの選手が太平洋を飛び越えるための代替条件が2つあったんだ。
NPBで10年間の在籍期間を持つこと。そう、クソったれな10年間だ。この条項は、野球で一般的なドラフト年齢から数えて10年なんて人間の肉体の全盛期を食い尽くすんだから、MLBに移籍したい選手を失敗させるために作られたようなもんだ。
選手が所属するNPBチームが選手の契約を売却すること。この条項の全体を書いてることに注意してくれ。選手は最終的な移籍先について一切口出しできなかったんだ。これは野茂が渡米した2年後に伊良部秀輝で実際に起こったことで、彼は所属チームの千葉ロッテマリーンズによって文字通りパドレスに売り飛ばされたんだ。問題は彼がヤンキースでプレーしたかったってことだけど、野球協約は選手の意向を無視してたから、彼が望みを叶える唯一の方法は、パドレスが最終的に彼をヤンキースにトレードするまでプレーを拒否することだった。
26. 海外の反応
王がプレーしていた頃は、ポスティングシステムなんてなかったからな。90年代半ばまで日本人選手は全くアメリカに来てなかったんだ。60年代半ばに村上雅則を巡る大きな契約紛争があって、その後NPBは約30年間、「うちの選手には手を出すな」って感じだったんだよ。
→27. 海外の反応
90年代の野茂以前に日本から来た選手は一人だけ。村上雅則で、60年代に54試合登板して、日本に戻ったんだよな。
→28. 海外の反応
そして、日本とアメリカの両チームが彼の権利を主張したあの紛争が大騒ぎになったせいで、1960年代から1998年まで、日本にいる選手がMLBでプレーすることに実質的な禁止令が出たんだ。日本は自国の選手を守りたかったんだよな。前に聞いたことがあるかもしれないけど、ドジャースが1994年に野茂英雄と契約するために抜け穴を見つけたんだ。そして、もっと多くのチームがこれをやり始めたことで、協定は実質的に消滅したんだわ。
→29. 海外の反応
抜け穴を見つけたのは野茂だよ。そして90年代の3つのケースが一緒になってポスティングシステムが作られるきっかけになったんだ。野茂に加えて、伊良部秀輝、そしてまさかのアルフォンソ・ソリアーノもだよ。
→30. 海外の反応
最後の二つの単語で話が見えなくなったわw
→31. 海外の反応
ソリアーノはドミニカ共和国から広島東洋カープと契約して、彼らにとっては大きな有望株だったんだけど、日本でのプレーが嫌になって、野茂や伊良部と同じ代理人を雇って契約から抜け出したんだ。彼はニューヨークの日本食レストランに行って、日本語で注文できるって自慢するのが好きだって読んだ記憶があるわ。
→32. 海外の反応
ソリアーノは広島が外国人才能を育成する取り組みの一環として、広島のアカデミーにいたんだ（当時はクレイジーなコンセプトだった）。彼は黒田博樹（そう、後のドジャース/ヤンキースの投手ね）とルームメイトだったんだぜ。
33. 海外の反応
イチローは成功した最初の打者だ。当時はまだそういう時代じゃなかったんだよ。
34. 海外の反応
松井秀喜が来た時でさえ、イチローは全くの例外で、松井のようなパワーヒッターはここでは絶対に成功しないだろうって言う奴らがいたのを覚えてるわ。松井も最初の2ヶ月はひどくて、多くの人に「期待外れ」だって言われてたしな。
35. 海外の反応
ゴジラ大好きだぜ。
36. 海外の反応
今でも村上宗隆について話す様子を見てみろよ。NPBの打者はMLBに適応できないっていう意見は、完全に消えたわけじゃないと思うな。俺はスカウトじゃないし、スイングを見ただけでメジャーで成功するかどうかを判断する能力なんて全くない。でも数字と読んだ情報に基づくと、村上は松井以降（大谷は除く）見た中で最高の日本人打者の有望株だよ。それなのに、彼に関するスレッドではいつも「彼は間違いなく期待外れになる」って宣言されてるじゃん。
→37. 海外の反応
過大評価されすぎて過小評価に転じたのと、吉田が苦戦してるのと、NPBを断続的にしか追ってないせいで、村上が今年どんなに盛り上がってるかを知らないってことの複合技だな。佐々木についても似たようなことが見られる。良い選手だと知ってはいるけど、彼の特有の持ち味がファストボールであり、それが数年間落ちてきてるってことは知らない、みたいなね。
38. 海外の反応
そして、松井のパワーでさえ、MLBの試合では完全には翻訳されなかったんだよな。NPBでの最後の5年くらいはシーズン平均でほぼ40本塁打だったのに、MLBでは平均17.5本塁打だったし。
39. 海外の反応
イチローはそもそも海を渡った最初の打者だ。2001年までメジャーでプレーした日本人野手は文字通りいなかったんだぜ。
→40. 海外の反応
調べてみたら、そうだったわ。メッツのレジェンド新庄剛志の1日前だな。
→41. 海外の反応
新庄はジーンズが似合わなくなるからって、あんまり脚のトレーニングをしなかったって聞いたことがあるわ。これ、日本の野球バラエティ番組で聞いたんだけどマジで笑ったw
→42. 海外の反応
彼はジョーカーだったよ。今でもそうだけど。ダルビッシュ/大谷の元チームであるファイターズを率いてるしな。この男は毎日街の話題の中心だわ。
引用元
[Reddit – r/baseball](https://www.reddit.com/r/baseball/comments/1p4botj/why_did_sadaharu_oh_never_go_to_mlb/)
