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最近ジャッジがMVP獲りまくってるせいで、大谷の二刀流やらウィットの遊撃手記録やらラリーの捕手記録やらが全部影に隠れちゃってるよな。 普通の年なら全員MVP確定レベルなのに、ジャッジが歴史を塗り替えすぎててWAR1位も全部持ってってる。
そこで気になったんだけど、他にも「歴史的シーズンなのに、それを上回る怪物がいたせいでWAR1位獲れなかった例」って何がある?
海外の反応
1. 海外の反応
1927年のルー・ゲーリッグが正解だろ。OPS 1.240、OPS+ 220、47本塁打。これだけの数字残して、項目別のチーム内順位がどれも1位じゃないとかマジでイカれてるわ。ちなみに173打点はリーグ1位でMVPも受賞してるけどな。
→2. 海外の反応
当時はMVPの連続受賞が禁止されてたから、ルースは対象外だったんだよ。もし制限がなかったら誰が獲ってたか気になるわ。
→3. 海外の反応
ああ、あのルールさえなけりゃ史上最高に面白いMVP争いになってたはず。1927年のゲーリッグならルース相手でも勝てたかもしれん。当時は高度な指標もなかったし、打率と打点でルースを上回ってたからゲーリッグの方が有利だった可能性もあるな。マジで見たかった。
前に調べたことあるけど、ルースが毎年MVPの対象だったら最低でも7回は獲ってたと思う。実際は1回しか獲れてないけど。
→4. 海外の反応
本塁打記録を更新したルースは有利だろうけど、今の基準でもゲーリッグが勝った気がするわ。ルースは既に5回くらい獲ってて、有権者が「たまには他の奴に」ってなりそうだし。
→5. 海外の反応
7回ってのは同意だわ。1919〜21、23、24、26、28年あたりか。
→6. 海外の反応
ゲーリッグの前を打ってたからルースの数字も伸びたんだろ。大谷が後ろに控えてなけりゃ、ロハスにあんな絶好球は来ないのと一緒。
→7. 海外の反応
ルースは四球137に単打95、二塁打も三塁打も量産してたからな。ゲーリッグはルース一人だけで相当な打点機会を貰えてたはず。
8. 海外の反応
1927年のルー・ゲーリッグは154試合で173打点、翌年は155試合で185打点。化け物かよ。
→9. 海外の反応
1920〜30年代は打点爆増時代だったからな。今じゃあり得ない要素が重なってたんだよ。
当時は出塁重視でパワーヒッターが少なかったから、数少ない強打者に打点機会が集中してた。ライブボール時代初期で、スピットボールが禁止された直後。投手も守備も対応しきれてなかったし、実力差も今よりエグかった。球場も打者有利が多かったしな。
当時は本塁打より打点が重視されてたのも大きい。ハンク・グリーンバーグなんて、58本打った1938年より、184打点あげた1937年の方が価値があるって言ってたし、ルースの記録を抜けなかったことより打点記録を更新できなかったことを悔しがってたからな。
→10. 海外の反応
当時は個人のモチベーションも今とは全然違うからな。FAも調停もない時代だし、年俸交渉はチームの成績次第。ファンもチームへの貢献度で選手を評価してた。今のピッチングが確立されたのもこの頃だろ。それまではインチキみたいな球を投げたり、ただ山なりに投げてただけ。完投が当たり前じゃなくなって、救援投手の概念が出てきた時期。スライダーとかの変化球も広まり始めた。
つまり打者は「1点でも多く取る」ことに命をかけて、投手はやっと「まともに投げる」ことを覚え始めた、そんな時代背景がある。
11. 海外の反応
2018年:マイク・トラウト(9.9 bWAR)、ムーキー・ベッツ(10.7 bWAR)。
2016年:ベッツ(9.8 bWAR)、トラウト(10.4 bWAR)。
2004年:エイドリアン・ベルトレ(9.6 bWAR)、バリー・ボンズ(10.6 bWAR)。
→12. 海外の反応
2004年のナ・リーグMVP争いは異常だわ。ボンズは別格として、ベルトレ、プホルス、ローレン、エドモンズ、JDドリュー、みんなMVP級のシーズンだった。
→13. 海外の反応
リーグ間の格差が激しすぎる年だな。ア・リーグはイチローしかWAR 8を超えてないのに、ナ・リーグは6人もいる。
→14. 海外の反応
イチローがあれだけ安打記録を塗り替えたのに、MVP投票であんまり票が入らなかったのは納得いかないわ。
→15. 海外の反応
2004年がイチローの全盛期だよな。不滅と言われた記録を破ったんだから、数字以上のインパクトがあったはず。
→16. 海外の反応
結局63勝しかしてないからな。代わりにMVP獲ったゲレーロは、エンゼルスをプレーオフに導く活躍してたし。
→17. 海外の反応
当時は弱小チームにいたらMVPは無理ゲーだったからな。2000年のトッド・ヘルトンも、首位打者でWARトップ、OPS 1.162とかいうバケモノ成績だったのに、ロッキーズが勝率5割そこそこだったせいで落選したし。
18. 海外の反応
2024年のボビー・ウィットJr.は、非ステロイド時代のショートとしては史上最高レベルの成績だった。
2024年は二遊間の当たり年だったな。
ボビー・ウィットJr.:9.4 bWAR(MVP2位)
ガナー・ヘンダーソン:9.1 bWAR(MVP4位)
フランシスコ・リンドーア:6.9 bWAR(MVP2位)
ケテル・マルテ:6.8 bWAR(MVP3位)
→19. 海外の反応
ウィットはマジで狂ってた。あの守備位置であのパワーとスピードはエグすぎる。これだけ打ってWARでジャッジに全然届かないとか、絶望しかないわ。
→20. 海外の反応
守備だよな! ラーキンとかロリンズ、エリー・デラクルーズみたいに打てるショートはいたけど、守備までエリート級でMVPレベルの打撃もできるショートなんて、A-ロッドとウィットくらいだろ。
→21. 海外の反応
懐古厨かもしれんけど、ミゲル・テハダも攻守ともにヤバかった記憶。A-ロッドほど長くは続かなかったけどな。
→22. 海外の反応
あいつステロイドどっぷりだぞ。複数の証言もあるし、議会で嘘ついて有罪判決も受けてる。ミッチェル報告書にもバッチリ載ってるわ。
23. 海外の反応
21世紀に入って、野手で今年のウィットより高いfWARを記録したのはボンズとジャッジだけ。
さらに言うと、近代野球(1901年以降)のショートでは歴代5位の記録。過去75年で見ても、1991年のカル・リプケンJr.(0.1差)くらいしか上はいない。
24歳にしてショート史上最高クラスのシーズンを送ったのに、右打者史上最高と言えるジャッジと同じ年になっちゃったのが運の尽きだわ。
24. 海外の反応
今年のウィットだろ。他の年なら100% MVP獲ってたわ。
2000年以降のア・リーグじゃ、fWARで歴代3位の記録。メジャー全体でも6位(1〜3位はステロイド時代のボンズ)。1950年まで遡っても13位、1871年から数えても37位に入る伝説級のシーズンだわ。
→25. 海外の反応
若い頃のトラウト思い出すな。WAR 10.5とか出しても、三冠王獲ったミゲル・カブレラ(WAR 7.1)にMVP持ってかれた。カブレラの打率が僅差で負けてて三冠王じゃなかったら、間違いなくトラウトが獲ってたのにな。
26. 海外の反応
1884年のオールド・ホス・ラドボーン。WAR 19.4。
MVPなんてなかった時代だけど、この数字は頭おかしい。……と思ったらその年1位じゃなかったわ。パド・ガルビンがWAR 20.5で史上最高。46勝22敗、防御率1.99、71完投、636イニング。
ラドボーンは60勝12敗、1.38、73完投、678イニングなのに、なんでガルビンの方がWAR高いんだよ。

