米国や欧州の企業が従業員を週5日のオフィス勤務に戻し、さらなる効率化を追求する一方で、日本は今もなお、数千人の高齢従業員に出社を求め、ほとんど仕事のない状態で座らせるために給与を支払っている。
これは「窓際族」と呼ばれる層だ。中高年のパフォーマンスが低い社員や余剰人員が、窓際の席を割り当てられ、やるべき仕事がほとんどない状態に置かれている。
これらの「窓際社員」の多くは、終身雇用制度と年功序列賃金のもとで採用された、50代後半から60代のジェネレーションX世代やベビーブーマー世代の男性である。彼らはチームを率いたり取引をまとめたりする代わりに、たまに届くメールに返信し、書類を整理して一日を過ごす。手厚い給与は維持されるが、実質的な責任からは注意深く遠ざけられている。
この現象自体は目新しいものではないが、オンライン上で関心を集めている。欧米の最高経営責任者(CEO)たちが生産性を重視し、週5日の出社義務化やAI導入による人員削減を強行するなか、多くの若者が日本の穏やかな代替案に注目している。企業の激務とは無縁の、ゆったりとした目的のある生き方を求めて日本を訪れる者さえいる。
解雇ではなく異動。定年後も働き続ける日本の高齢者
「トランプ氏は『お前はクビだ』と言うが、日本ではそうは言わない」。TikTokで活動する74歳の日本人インフルエンサー(@papafromjapan)はこう説明する。「仕事ができない人がいれば、窓際の席に座らせて事務作業をさせる。そうした人々を私たちは窓際族と呼ぶ」
彼が指摘する重要な違いは、これらの労働者が職場のトラブルメーカーではないという点だ。彼らは往々にして忠実で、対立を好まない労働者であり、単に技術の変化や戦略の転換に取り残されたに過ぎない。雇用主は彼らを追い出すのではなく、静かに脇へ追いやるのである。
「彼らは攻撃的な人々ではない。だからそのまま働かせ、彼らも文句を言わず満足している。そして長期間、会社に勤め続けるのだ」
役割が縮小しても高齢労働者を解雇から守る姿勢は、日本の就業率に顕著な影響を及ぼしている。日本は現在、先進国の中で高齢者の就業率が最も高い国の一つである。2022年時点で65歳以上の4分の1以上が就業しており、これは米国の5分の1以下、英国の10分の1程度という数字と比較しても際立っている。
調査によると、日本人労働者の約80%が定年後も働くことを希望しており、そのうち約70%は新しい環境でやり直すよりも、現在の勤務先に留まることを望んでいる。
これを可能にするため、日本政府は改正高年齢者雇用安定法を施行し、企業に対して70歳までの就業機会確保を促す各種助成金を導入した。世界経済フォーラム(WEF)は、すでに一部の企業が定年延長制度を導入し、福利厚生を維持したままより長く働ける環境を整えていると指摘している。
Japanese companies are paying older workers to sit by a window and do nothing—while Western CEOs demand super-AI productivity just to keep your jobAbout half of Japanese firms have an “old guy who does nothing.” Colleagues say they take many breaks, idly chat, browse...
海外の反応
うちの会社にもいるわ。元部長とか元局長クラスの連中。
定年で正社員は引退してるんだけど、契約社員として再雇用されてるんだよな。給料は現役時代の3分の2か4分3くらいで、ボーナスも株の報酬もなし。
仕事と言えば、一日中座って「村の長老」のごとく振る舞うこと。現役マネージャーに助言したり、昔あったトラブルの経緯を教えたり、過去の教訓を説教したり。まあ、何もやることがない時はスポーツ新聞読んでるだけなんだけどさ。
最初は「若手を4、5人雇える給料払って、このジジイどもは何なんだ?」って懐疑的だった。でも最近の関税とか貿易問題で、90年代を経験してる一人が、日米貿易摩擦の時に会社がどう動いたか、何が落とし穴だったかを具体的にアドバイスしてくれたんだ。
おかげでコンサルに数千万円払ってクソ高いパワーポイントを作らせる手間が省けたよ。それで納得した。
もう一人のジジイがいつ役に立つのかは、いまだに謎だけどな。
そいつはコンサルより価値あるわ。ケーススタディを本で読んだだけの奴とは違って、実際に修羅場をくぐり抜けてるからな。
上手く回ればWin-Winだよな。熟練のベテランは半引退状態でそこそ公の金が貰えるし、若手や会社は知恵を借りられる。引退への移行もスムーズだし、会社も正社員並みのコストはかからない。
まあ、何もしないで給料だけ吸い取る老害が生まれるリスクはあるけど。ちゃんと仕事したそのおっさんは偉いわ。
日本の労働倫理的に、何もしないでサボるってのはあんまりなさそう。あっちの雇用は「血の誓い」みたいなもんだろ。アメリカの雇用なんて「指切りげんまん」程度の重さしかないし。
まあ「知識と経験」に金を払ってるんであって、若手みたいな雑用を期待してるわけじゃないからな。たまにベテランが雑用やってるの見るけど、手際が完璧すぎてビビるわ。
うちのじいちゃんも退職後に似たような感じだった。再雇用じゃなくて、過去に扱ったような問題が起きた時だけコンサル料を払ってアドバイスを貰う形。
「お前ならどうする?」って意見を聞くだけで7年くらい重宝されて、それから完全に引退したよ。
資本効率としては最悪だけどな。
例えば関税問題が起きるまでの5年間、毎年1500万円払ってたとする。
で、関税問題で7500万円救ったとしても、それを「一度きりの節約」と見るか「継続的な利益」と見るかで評価が変わるだろ。
他にも社内の暗黙の了解とか、古いシステムに詳しいっていう強みもあるしな。
一例だけで判断はできないって。
ずっと一緒に働いてなきゃ、その価値は測れないよ。うちの職場にも似たようなのがいるけど、80%の時間は何してるか謎。でも残りの20%で、誰も知らない解決策を出して年間給与以上の損失を防いでくれる。部品交換のミスを防いだだけで数千万浮いたこともあるし。
そんなの全部マニュアル化して書き残しとけばいいじゃん。
出たよ。誰も見ない、見る時間もない「過去の教訓データベース」ね。
いざって時に特定の情報を探すのは不可能だし、肝心なことほど書いてなかったりするんだわ。
整理整頓の仕方が下手なだけだろ。
この記事が言ってるのは、ちょっと状況が違う気がする。
お前のとこのは「安い給料で特定の役割を与えられて再雇用された人」だろ。
「窓際族」ってのは、会社にとって使い道がないんだけど、日本の強い労働法や「終身雇用」の建前を守るために、仕方なく雇い続けられてる人のことだよ。
しかも、そういう奴に限って一番いい給料貰ってたりするんだよ。
(数千万稼いでる部長が60歳で窓際に座るっていう)定番のジョークはあるけど、実際はそんな元役員なんて一握りで、大半は昔と変わらず必死に働いてる普通の人たちだよ。
60歳になった途端、給料が最低賃金ギリギリまで下げられて、バイト未経験の高校生と同じような低賃金で働かされる。これを「ご褒美」とは呼べないだろ。一日中座ってるだけじゃない限り、貰いすぎなんてことはない. 誰もこういう層のことは話さないけど、これが現実だよ。
日本で働いてたけど、みんなが思ってるほど暇してるわけじゃないぞ。新プロジェクトやトラブルの時は、精神的支柱になったりアドバイスをくれたりするし。
良い視点だね。組織の生き字引だし、心の支えにもなる。若手にとっても「若いうちに尽くせば、年取っても会社は見捨てない」って安心感に繋がる。アメリカの会社なんて、CEOや株主が牛耳り始めてから、使い捨てにするようになったしな。
洗脳されすぎだろ。若者は目を覚ますべき。会社が自分に忠実なんてありえない。
何言ってんだ?俺が言いたいのは「アメリカの会社は不誠実」ってこと。アメリカの若者はそれを分かってるから、ジョブホップしまくるんだよ。
日本の会社みたいに優しければいいのにねー(棒)
いつでも守ってくれるなら、タダでも働いちゃうわw
まあ、提示されてる給料もタダみたいなもんだけどなw
ChatGPTに聞いたほうがマシなアドバイスくれるぞ。
ChatGPTは社内の歴史とか、人間関係とか、物理的な場所の事情までは知らないだろ。ベテランの価値はそこにあるんだよ。
そんな機密情報まで持ってる AIがあったら怖すぎるわ。
あんまりAI使ってないだろ?やってみなよ。生産性向上とか新しいことを学ぶ時の効率に驚くから。
俺はアメリカのソフトエンジニアだけど、もう俺の仕事が奪われるレベルにきてる。エージェントAIがコードを書いて、最新モデルは自分自身で構築された。ヤバすぎる進化だよ。
だから、仕事以外の人生の楽しみを知らないジジイの助言なんて、AIで十分置き換えられるってマジで思ってる。
AIに心酔しすぎ。AIの目的はお前の生活を楽にすることじゃなくて、お前の仕事を奪って上級国民を儲けさせることなのに。
実際、生活はめちゃくちゃ楽になってるぞ。使いこなせればお前だって楽になる。計算機は悪だって言ってるタイプだろ。
俺は10年エンジニアやって、来年32歳で早期リタイアできる。でも最先端のAIに触れるのが楽しいから会社には残るつもり。
自分の自慢をしてから個人攻撃かよ。
「今すぐ買って後で払う」サービス(BNPL)は、AIを使って食料品すら買えない奴をリアルタイムで判別してる。家族に食べさせなきゃいけない人のカードが、AIの判断で止められるんだ。このハイプはいずれ弾けるテックバブルだし、米軍も使ってるし、データセンターは環境をぶち壊してる。
まあ、お前のコードが少し楽に書けるなら良かったなw
欧米のCEOだって「窓際族」みたいなもんだけどな。
本当それ。うちのボスなんて15年何もしてねーぞ。
さらに悪いことに、そいつらは給料分働いてるフリをするために、わざわざ面倒な問題を作り出しやがる。こっちが対応するハメになるんだよ。それなら窓際で座っててくれた方がマシだわ。
「おい!この(俺が今思いついた)架空の問題を昨日までに解決しとけ!終わるまで土日返上で働けよ!」ってな。
日本は年功序列が絶対だからな。それが成長を妨げてる。
この記事、なんかポジティブに書いてるけどさ。
どっちに転んでも地獄なんだよな。
定年まで粘って給料貰ってから引退するか。
あるいは55歳以上で放り出されて、再就職もできず悲惨な老後を送るか。
会社が潰れたら、一人のジジイの心配どころじゃないけどな。
数人のジジイを雇ってるだけで潰れるようなら、そもそも会社として構造的に終わってるだろ。
この記事、外資系企業が日本の労働法を壊したがってるように聞こえる。日本で人をクビにするのは超大変だから、アジア拠点を作りに来た海外企業はいつもイライラしてるし。
企業様がかわいそうで涙が出るわw
真面目な話、欠点はあるにせよ、俺は日本の労働ルールの方が好きだわ。クビにならないためにAI並みの生産性を求められる国で働くメリットなんてあるか?
サボってる奴がいるのはムカつくけど、ギスギスした「超効率化」システムよりはマシだ。
文句言ってる奴らも、自分がその年齢に近づくと黙るんだけどな。
法律上、会社は従業員を大切にすべきで、路上に放り出すべきじゃないってことだよ。
これぞ「日本のロマン化」ってやつだな。
実際は、窓際に追いやられた人は同僚からも避けられる。クビにできないから、自分から辞めるように仕向けるための嫌がらせ(追い出し部屋)なんだよ。
「トラブルメーカーじゃない」なんて書いてあるけど、実際は間接的に差別されてる。
毎日出勤して、8時間ただ座って何もしないなんて、普通の人間には苦痛で恥ずかしいことだぞ。YouTubeも見れないし寝ることもできない。そんなことしたらクビにする口実を与えちゃうからな。
かなりエグい手法だぞ。ググってみろ。
うちのクソ会社よりマシだわ。
5年、10年と経験を積んだ働き盛りの連中を平気でレイオフしやがる。
うちはレイオフしない代わりに、燃え尽きるまで働かせて使い潰すスタイルだ。
他の国で老害が若者のチャンスを奪う:最悪
日本で老害が若者のチャンスを奪う:素晴らしい!
お前ら、ダブスタもいい加減にしろよw
俺が子供の頃は世界で最も活気ある金持ち国の一つだった日本が、一人当たりGDPでポーランドに抜かれたのは、こういうのも関係してるのかな。
で、お前はどっちに住んで家族を育てたいんだ?
自分を表現できて、子供が自由に考えられる国、つまりポーランドだろ?
「自分を表現できて自由に考えられる」?
何言ってんだ?俺は日本で2人の子供を育てたけど、2人とも自分の道で立派にやってるし、友達もみんなそうだぞ。
どうぞどうぞ。ポーランドも良い国だろうね。
俺は日本で2人育てたけど、バイリンガルで3か国語目も勉強中、思考もしっかりしてるしスポーツもできる良い子に育った。親として、ドラッグや通り魔の心配をほぼしなくていい「自由」は最高だったよ。高校までずっと公立だったけど満足してる。
生産性vs安定性
結局、経験には価値があるんだよ。
