日本自閉症協会が『みーちゃんと山田さん』のアニメ化に反対、「不適切」と指摘
障害当事者団体は、原作漫画における障害の描かれ方や、「みーちゃん」という言葉が蔑称として使われているとされる現状を受け、アニメ化によって有害な偏見が助長される恐れがあると懸念を表明している。樹あずきによる原作漫画『みーちゃんと山田さん』は、東京の夜の街を舞台に、人間関係と厳しい現実を描いた作品だ。
テレビアニメ『みーちゃんと山田さん』の制作決定を巡り、一般社団法人日本自閉症協会(ASJ)が「アニメ化そのものが適切なのか」と問う声明を発表したことで、改めて批判が集まっている。同協会には、障害当事者やその家族から、主人公の描かれ方や現実世界で「みーちゃん」という愛称が侮辱的な意味で使われていることに対し、懸念の声が寄せられていた。
なぜ日本自閉症協会はアニメ化を懸念しているのか
日本自閉症協会が挙げた大きな問題点の一つは、作中でみーちゃんが知的障害や発達障害と明示的に診断されているわけではない点だ。しかし、作品における彼女の描写やインスピレーションに関する発言から、読者の間では彼女が知的障害や発達障害を持っていると受け止められていると同協会は指摘している。同協会によると、障害のある少女や子どもたちをからかう目的で「みーちゃん」という言葉が使われているという報告が家族から届いているという。また、作品を読んだ人の中にも、生きづらさを抱える人々の描かれ方に対して不快感や不安を抱く声が存在する。
この懸念は、アニメ化発表以降に日本国内で起きた議論の一環だ。別の障害者支援団体である全国新インクルージョン協会も以前、知的障害者の描かれ方がエンターテインメントとして適切なのか懸念を示していた。同協会はアニメ化そのものを全面的に反対してはいないものの、制作側に対して十分な説明と配慮を求めている。
Autism Society Japan Opposes Mii-chan and Miss Yamada Anime, Calls Adaptation InappropriateThe upcoming Mii-chan and Miss Yamada anime adaptation has come under renewed criticism after the Autism Society Japan (…
海外の反応
要約:作者は「自閉症がテーマじゃない」って言ってるけど、そもそも「みぃちゃん」ってのは日本のネット民が自閉症や精神的に不安定な女性を馬鹿にする時に使う呼び名なんだよな。
みぃちゃんはガッツリ自閉症っぽく描かれてるんだけど、その描き方がマジできつい。文字も読めない、空気も読めない、そんで風俗で働かされてる。
しかもラストが超絶やばい。
ネタバレ→ >!みぃちゃんはいじめっ子たちに『変身』ばりに輪姦されて殺される。しかもクスリまで盛られて、めちゃくちゃゆっくり嬲り殺しにされる。その時ホームレス状態で、親が生きてるみぃちゃんを見つけても「重荷だから」って見捨てて死なせるんだよ。!<
つまりクソ鬱展開なのに『かわいいからセーフ』みたいな空気になってる。
追記:しかもこのネタバレシーンのグッズが一番人気あるらしい。マジで無理。
むしろ一番心配なのは、こんな作品がアニメ化されるほどのファンを獲得しちゃったってことだよ。
だからこそ日本の複数の団体が注意喚起のPSAを出してて、『頼むから気をつけて見てくれ』って呼びかけてるんだよな。作者が自閉症について碌に調べてないから、下手すりゃ4chanで自閉症について学んだみたいな、めちゃくちゃ差別的な内容になっちゃってる。
正直この流れはマジで心配。ただでさえ自閉症の人は差別されてるのに、こういう作品のせいでさらに悪化しかねない。
それマジでやばすぎだろ。なんでこんなのが人気になるんだ?つーかそもそもなんで許されてるんだよ。レイプ&殺害シーンのグッズを売るとか、一体どうやって通ったんだ?
日本人って判官贔屓なストーリーが大好きで、そのためなら現実の問題を無視したりうやむやにしたりしがちなんだよな。日本の女性の多くがこういう問題を実際に経験してるから、『共感できる』って評価されちゃう。『The Handmaiden』的なテーマに共感する女性がいるのと同じ構造。でも日本のオタク文化だと、そういうのが『エモい』とか『尊い』扱いされちゃうんだよ。
そのグッズの絵柄は、服が破れて血だらけの彼女が笑顔でいる、ってやつ。犯されてる最中なんだけど、クスリでラリってて別の何かを想像してるから笑ってるんだよ。
> みぃちゃんはガッツリ自閉症っぽく描かれてるんだけど、その描き方がマジできつい
いや、それこそが実際の自閉症の人の姿だぞ。ネットが「教育」してきた自閉症像とは違うんだよ。
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**……うわ。**
いやいやそこじゃなくてさ(笑)、自閉症ってこと自体がきついって言いたかったんじゃなくて、-それ以外の全部-の話ね。惨殺ポルノみたいに描かれてさえいなければ、そこまで酷い話でもなかったと思うよ。
自分も自閉症当事者で、家族にも障害者がいるし、いろんな支援レベルの障害者と一緒に働いてる者だけど、マンガは(ネットで読める範囲は)読んだ。結論から言うと、みぃちゃんは自閉症コードのキャラじゃない。発達障害なのは確かだけど、発達障害=自閉症じゃないんだよ。作中には別に自閉症っぽく描かれてるホステスがいて、そっちは全然違う描かれ方をしてる。しかもそのキャラを通して、支援ニーズが低くて未診断の自閉症者にありがちな『内面化されたエイブリズム』——健常者とも、より支援が必要な人とも自分を比較して、『自分はそこまで重くないし、大人としてちゃんとやれてるから』って自分の中の『おかしさ』を否認しちゃう感覚——まで描いてる。これ、20代後半でようやく診断がついた自分そのものなんだよな。正直、この感覚をここまでリアルに描いてる作品は今まで見たことがない。かなり生々しくて、作中で描かれる状況の大半に自分も実体験がある(アジアの某国でホステスをしてた友人もいて、その子から聞いた話はこのマンガより酷いことすらあった)から、相当取材してるのは分かる。
ラストについては、確かに救いがない。でもメッセージ性を保ったまま、他の終わり方はなかったと思う。
>!「勇敢な警官が犯人を捕まえてめでたしめでたし」とか、「山田がトラウマを乗り越えて母親の望み通り立派な社会人になりました」とか、「日本の障害者差別・風俗・薬物・ホームレス問題が全部解決して読者はスッキリ」とか、そういう終わり方じゃ全部ダメなんだよ。このマンガが悲劇なのは、作者がキャラを憎んでるからじゃない。むしろキャラに感情移入してるからこそ、日本社会が彼女たちをどう見捨ててきたかを読者に見せたいんだと思う。暗くて悲惨だけど、読者に必要な一撃なんだよ。障害者コミュニティを描いた話が全部『感動ポルノ』である必要はない。学校や職場、家庭で同じような目に遭ってる人を何人も知ってるし、そういう人たちに魔法みたいなハッピーエンドは訪れてない。日本社会のいろんな問題を同時にちゃんと扱ったマンガがあるのは、むしろ救いだと思う。!<
あともう一つだけ。>!みぃちゃんは『重荷だから』って理由で母親に見捨てられたわけじゃない。みぃちゃんの母親自身も障害者で、娘を助ける知識も手段もなかった。自分のせいで死なせてしまったと思ってパニックになって、遺体を放置してしまったんだよ。これがさらに悲劇を深くしてる。母親は身体的虐待をしていてみぃちゃんの人生を狂わせた一因ではあるけど、同時に彼女自身も必要な支援を受けられずに社会の網の目からこぼれ落ちた障害者の一人で、しかも『検挙率を上げるためにホームレスや不法滞在者、障害者みたいな社会的弱者に冤罪を着せる』っていう日本の警察の悪しき慣行の被害者にすらなってる。全体としてめちゃくちゃ救いがないけど、同時にものすごく的確な社会批評にもなってるんだよ。!<
友達がこのマンガを読んでて、数日前にラストまで読み終わったんだけど、なんかすごくモヤモヤしたらしくて、最後の展開とそこに至る経緯を全部説明してくれた。自分は最初の4話くらいしか読んでないんだけど、聞いてるだけでめちゃくちゃ悲しい話だった。
ラストのネタバレ注意〜
>!みぃちゃんはほとんど悪くないんだよな。ホームレスで、河原で段ボール箱に住んで必死に生きてただけ。そこに地元の男の一人がやってきて、『魔法のキャンディ』とか言ってクスリを渡すんだよ(なんでそんなことするんだ?あの子が何をしたって言うんだよ)。みぃちゃんは訳も分からずそれを口にしちゃう。!<
>!そこに高橋の子供たち(高橋は中学時代にみぃちゃんを友達と輪姦した奴の一人)がやってきて、前からいじめてたみぃちゃんにまたちょっかいを出して、BB弾で撃ち始める。!<
>!みぃちゃんはもうクスリでかなりラリってたから、殴り返したり棒みたいな物で叩いたりして反撃して、結果的に子供たちに大怪我をさせて動けなくしちゃう。ついでに女の子のヘアバンドも取っちゃう。!<
>!高橋たちは子供がそんな目に遭ったと知って、それを口実にみぃちゃんに集団でボコボコの暴行を加える。殴って拷問して、しかもペンチで歯を引っこ抜く(みぃちゃんが子供の歯を折ったから、って理由で)。!<
>!その間ずっとみぃちゃんは幻覚を見てて、山田と過ごした幸せな時間を思い出してる……それがまた余計に切なくなる。!<
>!そうこうしてるうちに転んで後頭部を岩で強打して、動かなくなる。それでも誰も救急車を呼んだり助けたりせず、逆にその中の一人が『目を覚ますかも』とか言って覚醒剤を注射する始末。みぃちゃんは一瞬意識を取り戻すけど、結局そのまま放置されて死んでいく。!<
>!友達が一番モヤモヤしてたのがここで、高橋たちが罰を受けるシーンが最後まで一切描かれないんだよ。みぃちゃんに何をしたかは克明に描かれるのに、そいつらのその後は完全に放置されたまま。!<
>!その後、みんなが去ってからみぃちゃんの母親が彼女を見つける。この時点でみぃちゃんはもう意識朦朧で死にかけてて、母親を山田と勘違いしてるっぽい描写まである。それでも母親は必要な救急処置を受けさせず、結局みぃちゃんは死んでしまう。!<
>!なのに逮捕されるのはなぜか母親のほうなんだよな。みぃちゃん殺害と遺体遺棄の容疑で捕まるんだけど、実際にクスリを盛って暴行・拷問した連中がどうなったかはマンガ内で一切明かされない(あいつらは普通に人生続けてるってこと?)。!<
>!山田はこの時これが起きてることすら知らない。みぃちゃんが消えた後、地元まで探しに行って、ビラを配って聞き込みまでするんだけど、誰も居場所を知らないって言われ続ける。!<
>!その後、山田はプロの漫画家になって『みぃみぃの冒険』という作品を描く。自分の作品の中でみぃちゃんを生かし続けようとしてるんだろうけど、結局この出来事を乗り越えられないまま、何年も経っても『自分は彼女を救えなかった』って考え続けてる。!<
>!山田の末路も鬱展開で、何年も経ってから机に突っ伏して倒れて、みぃちゃんが手を差し伸べてくる幻を見る。web版のラストだと山田がそこで死んだのか、単にみぃちゃんの幻を見ただけなのか曖昧にされてたんだけど、最終巻で追加された数ページで、山田も死んだことがほぼ確定してる。作品の追悼展示と葬儀のシーンまで描かれてる。!<
>!みぃちゃんは人生ずっと家族にも周りの人間にも見捨てられ続けて、最終的にはホームレスになり、薬を盛られ、凌辱され、残虐に痛めつけられる。しかも実行犯たちが罰を受ける様子すら描かれない(????)。!<
>!そして本気で彼女を助けようとしたたった一人の人間も、何年も『救えなかった』という罪悪感を抱え続けた末に、結局死んでしまう。!<
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