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過去10年間(2015〜2024年)のワールドシリーズの対戦カードを調べて、各チームの年俸ランキングを比較してみた。
結論は──お金は確かに効果ある…でもそれが全てじゃない。
2020年のレイズ(年俸28位)や、2024年に年俸2位のヤンキースを倒したドジャース(8位)の例がある。
興味深いポイントとしては:
・2020年のレイズは年俸28位でワールドシリーズ進出 💀
・ドジャースは高年俸で何度も逃したあと、ようやく優勝を掴んだ
・2024年王者=ドジャース(8位)>ヤンキース(2位)
野球における“支出”は賢い投資か、それとも無駄遣いか?
この10年で最も“期待以上”または“期待外れ”だったチームはどこだろう?
海外の反応
1. 海外の反応
今年も含めて、過去10年のチャンピオンのうち、5チームが年俸ランキングトップ5。
さらに9チームがトップ10入りしてる。
唯一トップ10に入ってなかった2017年のアストロズは不正してた。
2016年〜2025年のワールドシリーズで負けたチームの中で、年俸がトップ10外だったのはたった3チームだけ。
結論:トップ5の年俸は必須じゃない。でも「トップ10の年俸」か「ゴミ箱のフタ」は必要。
→2. 海外の反応
年俸トップ10外で優勝した2チームは、優勝する10年前まではMLBでも最底辺レベルの弱小チームだったんだよな。
どっちもドラフト上位指名で長年かけて若手育てて、トレード期限にはベテランを放出して見返りで有望株を集めた。
ロイヤルズなんて、この25年で90勝以上のシーズンが1回だけ。
逆に90敗以上が14シーズンくらいあるはず。
→3. 海外の反応
だからアーノルド(GM)は、1回の優勝を狙ってチームを売り払うことはしないんだよ。
成功の保証はないし、小規模チームなら再建に5〜10年かかるからな。
→4. 海外の反応
でもな、タイミング逃して「勝負をかけない」と、
結局また暗黒期に戻るんだよな。
→5. 海外の反応
小さいマーケットのチームなら、
勝てるチャンスが来たときに全力で賭けるべきだよ。
ロイヤルズはそれで2015年に成功した。
他の小規模チームで「優勝」までいけたところってある?
6. 海外の反応
いや違うな。
年俸がリーグ下位半分のチームは絶対優勝できない。
もう30年もそうだ。
→7. 海外の反応
レイズが2020年にワールドシリーズ行ったのはほんと異常だったよな。
まあ短縮シーズンで母数少なかったけど、それでもすごい。
→8. 海外の反応
どんなチームでも、ロッキーズですら40勝20敗とかありえるからな。
今年のタイガース見てみろよ。
レイズはあの予算規模でようやってると思う。
でもまだ「リング(優勝)」はないし、結論は変わらん。
→9. 海外の反応
あの年はほんと変なシーズンだった。
普段無名の選手が異常な確変してたし、全体的に夢見てるみたいだったよ。
→10. 海外の反応
あのシーズンはもうノーカウントでいいと思う。
たった60試合とかマジでふざけてる。
中止にすべきだった。
11. 海外の反応
これ全然スキャンダルじゃないでしょ。単に理屈として当然。下位のチームが強くないのは当たり前。
本当のスキャンダルは、オーナーたちが「金がない」って嘘ついてること。
12. 海外の反応
大金持ちチームのもう一つの問題は、失敗できちゃうことなんだよな。
高年俸チームは選手を高く買って、もし期待通りの活躍をしなかったりケガをしたりしても別の選手を取ればいいだけ。
でも小規模チームはほぼ全員当たりじゃないとダメ。リスク高すぎるし、ケガ人出たらもう終わり。
資金無限みたいなチームは失敗しても補強でどうにかなる。メッツみたいに金をドブに捨てることもあるけど、少なくとも競争力はあるし、プレーオフ逃してもそれなりに戦えてる。
13. 海外の反応
ワールドシリーズにはほぼ確実に年俸トップ10のチームが1つは入ってるな。
→14. 海外の反応
まぁ、それ自体はそんなに意味あることじゃないよ。トップ10ってリーグ全体の3分の1ってことなんだから。
もし年俸が全く関係なくてランダムで決まるとしても、トップ3分の1のチームが2チーム中1つ含まれる確率は56%ある。
→15. 海外の反応
そうかもしれないけど、その確率で10年連続ってなると、0.3%しかないんだよな。
16. 海外の反応
年俸比較の話をするなら、大谷の deferred money(後払い契約)とか、ドジャースが抱えてる他の繰延契約も全部含めて計算してほしいわ。
→17. 海外の反応
比較のためには、大谷みたいな契約は支払い時期じゃなくてプレー期間に平均して計算する方がずっと理にかなってるよ。
「年2000万ドルしかもらってない」とか言われても、実際は7億ドルの契約なんだから数字が完全に歪む。
→18. 海外の反応
そうそう。ぜいたく税の対象となる「課税対象年俸」の方が、実際に使ってる金額を正確に反映してる。
→19. 海外の反応
俺もこの投稿読んでてずっとそれ思ってたわ。
→20. 海外の反応
ドジャースだけが年俸の繰延契約を使えるってこと?
→21. 海外の反応
でも、ほとんどの選手やチームにはあんまりメリットないんだよ。
普通は選手が契約金や利息の保証をもらうけど、それだとチーム側のコストが上がるし、選手も自分で投資できなくなる。
大谷はスポンサー収入が山ほどあるし、引退後に日本に戻って住みながら支払いを受ければ税金も優遇されるかも。
ちなみに、ぜいたく税を計算するときは「現在価値」で契約を評価してる。大谷はぜいたく税上では年約5,500万ドルとしてカウントされてるらしい。
→22. 海外の反応
そうそう。だから他のチームもやろうと思えばできるんだよ。
大谷みたいな“唯一無二の存在”を引き合いに出して「不公平だ」って言うのは筋違いだね。
管理人の考察・感想
お金をかければ強くなるのは当たり前?
やっぱり、チームにたくさんお金をかければ強くなるのは当たり前の話ですよね。選手層を厚くできるし、いい選手を集めやすい。だけど意外だったのは、年俸トップ5のチームが優勝するケースって意外と少ないんですよね。もちろんお金があると有利にはなるんですが、必ずしも“トップチーム=優勝”とは限らない。そこが面白いところでもあります。
贅沢税のジレンマ
野球では戦力均衡を目指して贅沢税が導入されていますよね。お金を使いすぎるチームにはペナルティを科すことで、リーグ全体の競争力を保とうという考えです。でも実際には、お金を使えるチームはやっぱり常勝軍団になってしまう印象。結局、予算が豊富なチームが強くなる構図は変わらないんですよね。
サッカーとの比較
別のスポーツになりますが、日本のJリーグは戦力均衡がかなりうまくいっていて、どのチームにも優勝のチャンスがあります。でも欧州サッカーだと話は別。一部のビッグクラブにしか優勝のチャンスがなく、戦力が集中しがちです。だけど、そんな中でもレスターのように、あまり知られていない選手を集めて奇跡の優勝を飾った例もありますよね。戦力が集中した状況の中で、伝説の年を作ることができるチームが現れる。これは観ていて本当にワクワクします。
贅沢税は本当にうまく機能している?
結局、贅沢税の目的は「戦力均衡」のはずですが、今のやり方を見るとちょっと疑問が残ります。トップチームはお金をかけて常勝軍団になるし、中規模や小規模のチームは優勝が難しい。逆に、もし贅沢税なしでお金を全力投入できる環境にしたら、どれくらい戦力差が広がるのかも興味がありますね。想像するだけでリーグがガラッと変わりそうです。
こうして考えると、野球もサッカーも、お金の力と戦力の均衡の間でバランスを取るのが本当に難しいんだなと改めて感じます。リーグがどう変化していくのか、今後も注目したいところです。
まとめ
- 過去10年のワールドシリーズでは、高年俸チームが強い傾向にあるが、トップ5が優勝したケースは意外と少ない。
- 年俸下位のチームでも、長期的に若手育成やトレードをうまく活用すれば優勝の可能性はある。
- 贅沢税は戦力均衡を目指しているが、結局お金を使えるチームが常勝軍団になりやすい。
- 日本のJリーグは戦力均衡がうまく機能しており、欧州サッカーの一部クラブ集中型と比較すると面白い。
- 伝説的な優勝を飾るチームはお金だけでなく戦略や選手発掘も重要で、贅沢税の効果や戦力差の影響も今後注目される。
引用元
[Reddit – r/mlb](https://www.reddit.com/r/mlb/comments/1oezg0y/do_you_need_a_top5_payroll_to_win_it_all_in_mlb/)


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